保育士試験の合格基準 6割得点できれば合格!

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こんにちは、四谷学院の石田です。

保育士試験は「筆記試験」と「実技試験」があります。今回は、それぞれの合格基準についてお伝えします。

筆記試験はマークシート式

筆記試験は全部で8科目(細かくいえば9科目)あります。

1.保育原理
2.教育原理および社会的養護
3.子ども家庭福祉
4.社会福祉
5.保育の心理学
6.子どもの保健
7.子どもの食と栄養
8.保育実習理論

試験はマークシートで行われます。

もしも答えが分からなくても、どこかを塗りつぶしておきましょう。当たることもあります。

筆記の合格ラインは6割

100点満点のうち、60点以上の得点で合格です。
満点を取る必要はありません。

全20問の筆記試験の場合は12問正解すれば合格です。

「2.教育原理および社会的養護」は「教育原理」「社会的養護」が別々に行われます。それぞれ50点満点、10問ずつ出題されます。各分野30点以上・6問以上で合格です。
もし、片方でも不合格の場合は、次回の試験は両方受験しなければなりません。これが、いわゆる「ニコイチ科目」です。

「教育原理・社会的養護」ニコイチ科目の攻略!
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実技試験は2分野選択式

実技試験は、3分野のうち2分野を選択します。出願のときに選び、あとから変更することはできません。

1. 音楽(弾き歌い)
事前に発表された課題曲2曲を楽器を弾きながら歌います。個別試験です。楽器はピアノ・ギター・アコーディオンから選択

2. 造形(絵画)
保育園での活動の一場面について色えんぴつで絵を描きます。一斉試験です。当日に詳しいテーマが発表されます。

3. 言語(口演・素話)
制限時間内に子どもに向けてお話をします。個別試験です。事前に詳しい課題が発表されます。(例:制限時間3分間、3歳児向け、15人程度、4つの話材から選択など)

実技試験は2分野ともに6割以上の得点で合格です。
それぞれ50点満点なので、各分野で30点をとることができれば合格ということですね。

実技試験 科目の正しい選び方
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効率的な学習・練習がポイント

合格基準は6割。
満点を取る必要はありません。
合格ラインを超えることができれば、「保育士資格」を取得することができます。

「できるだけ高い得点を目指したい!」という気持ちもわかりますが、
保育士試験には、できなくてもいい問題も紛れています。
「まずは、合格点を目指す!」という心もちで臨みましょう。
全問正解しなくていいのだと思うと、肩の力が少し抜けますよ。

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