保育士試験直前に唱えてほしい言葉『敵を知り己を知れば百戦危うからず』

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の野本です。

「一通り勉強は終わったけどどうしよう…!何をすればいいの?やっぱり過去問題?」
というご質問をたくさんいただきます。
そこで、今日ご紹介したいのはこの言葉!

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

有名な『孫子』の一節です。

どんな意味?

敵のことも味方のこともしっかりと知っておけば戦で負けることはない
という意味です。

なぜ、私がこの言葉を引用しようと思ったかということをお話させてください。

受験生の心構え

四谷学院、ご存知の方も多いと思いますが予備校部門があります。
そこで、早稲田大学に受かった生徒さんが受験直前の後輩へのメッセージにこう書いてくれていたんです。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず
 55段階で敵(入試問題)と己(自分の強み・弱点)を知ったあなたは絶対に負けない。目の前の敵を地道に倒していこう」

これはまさに直前期の心構えを端的に表しています。
それで、保育士試験を目指す皆さんにぜひお知らせしたい!と思い引用させていただきました。

保育士試験直前でやるべきこと

具体的に、保育士試験対策に落とし込んでいきましょう。

試験直前期にすべきことは何か。それは

(1)試験の形式になれること
(2)自分の弱点を知ること

です。1つずつみていきます。

(1)試験の形式になれること

試験形式になれるのは、過去問題や添削課題に取り組むことでクリアできます。
保育士試験はマークシート式ですし、形式が毎年大きく変わるような試験ではありません。数回分取り組めばどんなものかがわかります。

大切なのは、あくまで「形式に慣れるために」取り組むということ。
過去問題を昔までさかのぼって取り組む必要はありません。
むしろ、さかのぼらない方が良いのです。
なぜなら保育士試験は、法改正が絡む問題の出題もあるため、情報がどんどん古くなっていくからです。

(2)自分の弱点を知ること

過去問題や添削課題に取り組んだら合格点が取れていてもいなくてもするべきことは変わりません。
それは、間違えた問題の復習です。
合格点が取れていなくて落ち込んだ……とご相談をくださる方も多いのですが、現時点で間違えた問題があるというのはとてもラッキーなことです。
なぜなら、弱点がわかるからです。

弱点がわかったのであればあとは補強するだけ。今たとえ間違えてしまったとしても、しっかりと復習をして、試験本番で解けるようになっていれば別に問題ないわけです。というわけで問題を解いたときは合格点に達していてもいなくても一喜一憂せず、きっちり復習までをセットで行いましょう。

ちなみに・・・・
四谷学院保育士講座の受講生の皆さんは、この弱点把握については演習トレーニングを活用いただければ楽にできるようになっています。
間違えた問題は、演習トレーニングの「フォローアップテスト」に自動的に蓄積されているので、まだ手を付けていない人は、過去問題よりなにより!フォローアップテストに手を付けるようにしましょう。
また、この分野苦手……というものが明確にあるのであればまずはそちらの克服を優先しましょう。

保育士試験直前期にやるべきこと~まとめ~

試験が近づいてくると焦りますよね。
そんな時も「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と頭の中で唱えてください。
過去問題で敵を知れば、あとは己を知るだけです!
引き続きがんばりましょう!

四谷学院ならば、直前期まで効率体に学習ができます。
くわしくはホームページをご覧ください。