保育士試験 実技試験「言語」不合格にならない身振り・手振りのつけ方

公開日:2019年11月7日

こんにちは、四谷学院の野本です。

保育士試験の実技試験、その中でも「言語」について解説をしてこうと思います。
今回は、「身振り・手振り」いわゆるジェスチャーについてお伝えします。

実技試験「言語」の出題内容

まずは、出題についてチェックしてみましょう。
こちらは2019年のものですが、課題が変わるほかは例年ほとんど同じです。

言語表現に関する技術

3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、下記の1~4のお話のうち一つを選択し、
子どもが集中して聴けるようなお話を行う。

求められる力:保育士として必要な基本的な声の出し方、表現上の技術、幼児に対する話し方ができること。

課題
1.「おむすびころりん」(日本の昔話)
2.「ももたろう」(日本の昔話)
3.「3びきのこぶた」(イギリスの昔話)
4.「3びきのやぎのがらがらどん」(ノルウェーの昔話)
●子どもは15人程度が自分の前にいることを想定する。
●一般的なあらすじを通して、3歳の子どもがお話の世界を楽しめるように、3分にまとめてくだ
さい。
●お話の内容をイメージできるよう、適切な身振り・手振りを加えてください。

注意1:題名は開始合図のあと、一番最初に子どもに向けて言ってください。
注意2:絵本・道具(台本・人形)等の一切の使用は禁止です。
絵本を読んだり、道具を使ったりした場合は、不正行為になりますので注意してください。

不正行為とみなされた場合、実技試験は無効となるほか、当該年試験から3年以内の期間で受験が
できなくなる場合があります。(児童福祉法施行規則第6条の14第2項)
注意3:3分間は退出できません。時間はタイマーで計ります。
注意4:子どもに見立てた椅子等を前方に用意します。

注意!「身振り・手振りが必須」

2019年の試験から、
「お話の内容をイメージできるよう、適切な身振り・手振りを加えてください。」
という文言が追記されました。

そのほかの変更点も合わせて、こちらのブログも記載しています。

平成31年保育士試験 実技試験「言語」の課題が変わります

さて、これまでも、四谷学院では
「子どもにお話しするときは、アナウンサーのように話すのではなく、身振り・手振りを加えて、表情豊かに話しましょう」
と指導してきましたので、それが明示されてというわけですね。
「子どもにお話を聴かせる」という想定ですから、不思議なことはありません。

「どの程度の大きさの身振り・手振りを付けるか?」
が問題になります。

ポイントはこの部分です。
お話の内容をイメージできるよう、適切な身振り・手振りを加えること。

何となくわかるような、わからないような…

「適切な」の定義は人によって異なる

あなたは普段お話をするとき、頭や手が動く方ですか?それとも静かに話す方ですか?
保育士の先生の中にも、色々なタイプの方がいらっしゃいますよね?

「ジェスチャーをつけなさい」
と言われると、つい
「大きな動きを入れなければならない」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは誤解です。

想像してみましょう。
手を振り、頭もグルグル動かしながら、「むかーし、むかし」と話す保育士さん・・・
きっと子供たちは、不思議そうに保育士を見つめるのではないでしょうか?
「先生、へん!」
「踊るの?」
とお話を聴くどころではなくなってしまいますよね。

お話にちぐはぐな大きなジェスチャーは、子どもがお話を聴くうえでの「邪魔」になります。

もしあなたが普段から、ジェスチャー少なめという方であれば、そこは無理をしなくてもOKです。
特に伝えたいところ、感情が高まるところ、お話の盛り上がるところだけ、ちょっと意識して身振り・手振りを入れてみるといいでしょう。

読み聞かせとは違う「素話」

すでに保育園などで働いていらっしゃる方は、普段から読み聞かせをされているかもしれません。
しかし、残念ながら、試験は読み聞かせではありません

先ほど確認した通り、絵本や台本・シナリオ、人形やペープサートといった持ち込みは認められていません。絵本や道具を使うと「不正行為」になってしまうんです…コワい。
ということで、「声、表情、そしてジェスチャー」でお話を盛り上げる練習が必要です。

こうした道具を用いないでお話だけすることを「素話」とか「口演」と呼びます。
「読み聞かせ」「朗読」とは違うものであるということを、確認しましょう。

子育て中の方は人数に注意

おうちにお子さんがいたり、子育ての経験がある方は、「子どもにお話をする」ということに慣れていると思います。
さて、ここで1つ注意です!

試験では「15人程度が自分の前にいること」を想定してお話をしなくてはいけません。

おそらく皆さん、お子さんは一人から、多くても5人とかそのくらいかと思います。
15人の子どもたちを前にお話をするのは初めて!という方が圧倒的に多いのではないでしょうか?

そこで、ジェスチャーとセットで課題になるのは「声の大きさ」です。
普段から静かにお話する方については、ジェスチャー小さめ、さらに声も小さめという方、多いと思います。

「子ども15人」をイメージできるようになると、自然とジェスチャー大きめ、声も大きめになります
まずは、15人をイメージするところからはじめましょう。

おすすめの練習法

身振り・手振りは、話し手の数だけ正解があります。

まずは「お手本」になるような動画をチェックできるといいと思います。
そしてそれを真似して練習します。
一通りできるようになったら、「撮影」してみてください。
自撮りでもいいですし、ご家族やご友人に撮ってもらってもいいと思います。
音声だけでなく、お顔やジェスチャーがわかるように全身を撮影しましょう。

そのうえで、「お手本とどう違うか?」「自分の“やってるつもり”と同じか?」をチェックしてみましょう。

もしも一人で練習するのが不安ということであれば、四谷学院の実技試験対策講座をぜひ活用してください。
添削指導オプションを追加することもできます。

こんな風に自分を動画にとって送信すると、先生がチェックしてくれます!

個別指導ですから、実技のプロの先生からあなたの話しぶりに合わせて
「こんな意識を持ってやってみましょう」
「そのジェスチャーでちょうどいいですよ」
「声をもう少し大きくしましょう」
などなど、具体的に教えてもらえるので安心です。
その後の練習もしやすくなりますね。

不合格にならない身振り・手振りのつけ方<まとめ>

ジェスチャーについてお伝えしました、
繰り返しになりますが、
身振り・手振りは、話し手の数だけ正解があります。
あなたらしさを十分に発揮できるようにしましょう。

自分で思っているよりも「控えめ」な方が多いので、120%くらいの声・ジェスチャーを意識してみてくださいね。

四谷学院では、保育士試験の実技試験対策に力を入れています。
筆記試験に合格したその勢いで、実技試験の合格を手に入れましょう!

対策講座について詳しくはホームページをご覧ください。

 

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