実技試験 言語 合格できる台本づくりのポイント

  公開日:2017/03/31
最終更新日:2017/11/02

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の石田です。

言語の試験では、シナリオ・台本を自分でつくらなければなりません。
この「台本づくり」、かなり苦労すると思います。
今日はその理由と、台本づくりのポイントをお伝えしますね。

絵本や紙芝居は、そのまま試験に使えない

試験では、課題となる4つの中から1つ選んでお話します。

1.「うさぎとかめ」

2.「おむすびころりん」

3.「3びきのこぶた」

4.「にんじん、ごぼう、だいこん」

どれも有名なお話なので、
書店や図書館で簡単に手に入れることができますが、
定められた条件、たとえば、年齢や人数・制限時間を満たすように
再編集しなければなりません。

絵本や紙芝居の場合は「絵の力」を借りることができます。
でも、試験では絵本の持込は不可。
あなたの声、言葉、表情がすべてです。

お話の原本・展開や編集に規定はありませんので
かなりアレンジが必要なんです。

年齢に応じたアレンジが求められる

受講生の方から
「こんなに難しい言葉、3歳では理解できるのかな?」
と聞かれることがあります。

例えば「山へシバカリに行きました」
シバカリって何?
ちゃんと説明できた人は、一般成人のおよそ30%です、なんて
クイズにもなりそうですね。

答え:「柴刈り」とは、たきぎに適した雑木の小枝や折れた枝を探しに行くこと

芝刈りではないですよ。
ゴルフのグリーンのお手入れではありません。

当たり前に使っている言葉でも、
実は意味がよくわかっていなかったということはありますよね。
細かいところはそれほど気にしなくてかまわないでしょう。

「あおむしは、さなぎになりました」
→「あおむしは、おふとんにくるまってねむりました」

「お風呂のお湯をうめました」
→「お風呂のお湯に水を入れてぬるくしました」

こんな工夫をしてくださる受講生の方もいらっしゃいます。
言い換えなければいけない、ということは決してありません。
3歳児はまだ語彙も少なく、お話もくり返しのリズムか語感を楽しむ年齢です。
言葉の1つひとつは伝わりにくいものです。
でも、こういう配慮はとっても素敵だなぁと思います。

なぜ「3歳児指定」が多いのか?

過去問題をチェックされた方は、疑問をお持ちかもしれません。
なぜ3歳なのか?
お話の展開を楽しめる「5歳児」にしないのはなぜか?

保育士試験、ここがポイントです。
3歳児が対象であれば、たとえ言葉の意味がわからなくても「話を楽しめる」。
それが実現するには、
話し手であるあなたがお話を楽しむことが大前提です。

保育士 さん
むかーしむかし(ワクワク)・・・
3歳児
声の感じが明るいし、これからおもしろいことがありそう!)
保育士 さん
柴刈にいったんだって!
3歳児
よくわかんないけど、ニコニコ笑って話しかけてくれて楽しい!
保育士 さん
おっむすっびころりん、すってんとーん!
3歳児
変なのーたのし~~!!

3歳児はこれだけで、十分に楽しめるんです。
こういったところからも、試験においても、実際の保育の場においても、
「話し手が心から楽しむ」ことの重要性がわかりますよね。
頭でっかちにならず、まずは楽しみましょう!

 

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