保育士のスキルアップのためのオススメ資格・技能

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こんにちは、四谷学院の野本です。

保育士資格を取得したら、次は保育士としてのスキルアップを目指しましょう!
保育士として経験を重ねながら、その専門性を高め、持続して働き続けるためには、いかにしてキャリアアップしていくか?という側面も重要になってきます。

「もっと子どもたちとうまく関われるようになりたい」
「保護者と上手にコミュニケーションを取りたい」
「自分らしさをもっと発揮したい」
「保育にかかわる”プロフェッショナル”を目指したい」

こういった目標や向上心を持って、素敵な保育士さんとして活躍したいですね。

ここでは、現場で活躍中の保育士さんやこれから保育士を目指す方のために、「保育士のスキルアップ」に役立つ資格や技能を紹介します。

保育の現場で必要なスキルとは

東京都で、実際に現場で働く保育士さんを対象に「どんな知識・技術を身に付けたいか」というアンケートを行いました。
その結果は以下のとおりです。

<現役保育士が習得を希望している知識・技術>
1位「保育実技」
2位「特別な支援を必要とする子供への接し方」
3位「保護者との対応の仕方」
4位「発達心理学」
5位「救急救命」

出典「東京都保育士実態調査結果」平成26年

第1位は「保育実技」でした。
「保育の実技」のなかには、たとえば、「ケンカの仲裁」「好き嫌いをさせない」など子どもにかかわることから、「ピアノが上手になりたい」「絵が上手になりたい」といったスキルアップ系のものまで、幅広く含まれています。

今回は、とくに3位「保護者との対応の仕方」4位「発達心理学」に注目して、おススメの知識・技術をご紹介します。

カウンセリングの技術

3位「保護者との対応の仕方」にも上がっているように、保護者への対応も、保育士の大事なお仕事です。
そのなかで、カウンセリングの技術が非常に役立ちます。

カウンセリングとは、問題や悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことです。
「専門的な技術」「カウンセラーという肩書き」などから、素人には難しいのではないか?と思われがちですが、カウンセリングの基礎を知ることで、子育てに不安をもつ保護者の力になることもできるのです。

初めて心理学を学ぶ方でも、身に付けることができる技能です。

また、保護者だけでなく、子どもたちに対してもカウンセリングの技術を応用することができます。
子どもは、自分の気持ちをまだ言葉で上手に表せません。子どもが話しやすい環境をつくったり、保育士が聞き上手になってあげることで、子どもたちが自分の気持ちを素直におとなに伝えることができるようになります。

オススメ講座

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”S・Hさん(千葉県・保育士)”] 「乳幼児の心理学」や「児童心理」に興味を持っていましたが、独学でやるにしてもテキストも高く、また講座もどこにも無いため、もう一度心理学の基礎を学ぼうと受講を決心しました。 今では子どもとの関わり方もラクになり、楽しく過ごしています。障害の子と接したとしても、療法のことを学んだので、これをヒントに関わるきっかけにもなりました。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”I・Yさん(長野県・団体職員)”] もともとは他人の気持ちを理解したくて受講しました。実際の臨床現場でも利用されている心理検査キットで自己診断を行ることで、それまで意識していなかった自分の内面まで深く知ることができ、とてもためになりました。障害の子と接したとしても、療法のことを学んだので、これをヒントに関わるきっかけにもなりました。 [/speech_bubble]
>四谷学院「心理学入門講座」

環境教育の知識


都市部では、土に触ったことがない子どもや虫を怖がる子どもが珍しくありません。しかし、子どもたちに自然のおもしろさ、不思議さを感じてもらうことで豊かな感性を育てることができます。
さらに、まだ自然の残る地方でも、本来の自然の意味を教えられず、正しい価値を見出せないケースもあります。

地球環境が社会問題となっている今、環境教育の重要性が叫ばれています。
保育園や幼稚園、あるいは学校でもビオトープが盛んにつくられ、環境教育やエコ活動に力を入れる園が全国的にも増えています。

オススメ資格


「こども環境管理士」資格は、環境省の環境人材認定等事業に登録された資格です。
資格を取得することで、「環境に強い保育士」としての活躍が期待されており、受験者の3分の1近くが、幼稚園・保育所・認定こども園に現在お勤めされています。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”K・Iさん(神奈川県・幼稚園園長)”] 子どもたちを取り巻く現代社会において、どの子にも同じように自然環境での体験や感動を伝え、それぞれの成育現場での質の高い、心に寄り添う声掛けのできる人材を育成する目的で認証された資格がこども環境管理士です。将来を担う子どもたちのヒーローになれるチャンスです。
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”Sさん(福岡県・保育士・幼稚園教諭)”] 地域の自然観察会に参加し、里山の大切さなどを知り、確かな知識を身につけたいと思い挑戦しました。今後は、自然観察会の仲間の皆さんと自然を大切にこわさないように守っていきたいです。 [/speech_bubble]

ペン字・きれいな字

実は、保育士さんは「手書き」が多い職業です。家庭とやりとりする毎日の連絡帳をはじめ、季節の行事のポスター、毎月の「園のお便り」など、手書き文字が見られる機会が多いのです。
これから文字を覚える子どもたちには正しく、美しいを見せたいものです。
また、保護者との信頼関係を築くうえでも、汚文字はいただけません・・・
「字は人なり」
おとなとして、恥ずかしくない字を書きたいものですね。

オススメ講座


[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”K・Yさん(東京都・ホイクマン)”] 「この人と大丈夫なの?」と思われないようなおとなっぽい字を目指して受講しました。受講のビフォア・アフターを見せると、周りの人に「おお!」といわれてとてもうれしいです。
[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”M・Nさん (埼玉県)”]通信講座のほか、通学での学習や書籍での独学も検討しました。実際に教材を手にして、大きさもカラーもやる気になる明るいイメージでした。 [/speech_bubble]

英語力

国際化が進み、保育園や幼稚園で外国人の子どもたちも増えてきました。また、低年齢から英語教育をスタートさせる試みも、多くの自治体ではじまっています。

保護者や子どもたちと、英語を使ってコミュニケーションをとれるよう、英語力を鍛えておいてソンはありません。
もちろん、海外への旅行や映画を見るときなど、英語力を身につけると、色々な場面で活用できますね。

オススメ講座

通信講座なら、毎日忙しい方でも、自宅で気軽に英会話の勉強ができます。
とにかく手軽にはじめたいという方にオススメです。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”O・Aさん(愛知県)”] 学ぶべき順番にスモールステップに区切ってあるので非常に学習がしやすいです。また、表現自体は非常に簡単なフレーズが多いのでわからないからと言って嫌になることが無く、無理なく学習できています。日々の仕事や家事が忙しい人にこそ向いていると思います。 [/speech_bubble]

保育士のスキルアップ―まとめ

「保育士」という仕事は、子どもの生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期に大きくかかわっていくという意味でも、本当に重要でやりがいのある職業です。
自分の能力を100%発揮できるように、自分磨きも忘れずに!!

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