保育士試験の形式について マークシート式の活用法 

  公開日:2017/06/27
最終更新日:2018/10/11

※この記事は約4分で読めます。

こんにちは、四谷学院の野本です。

保育士試験はマークシート形式の試験ですが、
ただの1問1答のマーク式ではありません。

「解答の組み合わせを選ぶ」という形が多く、試験としては珍しいかもしれませんね。

実は・・・出題形式の特性を知ることで、
「迷ったときの神頼み」がなくなります。

この記事では、保育士試験の出題形式について解説します。

基本は○×問題

まずはじめに・・・
試験対策の学習で重要になるのは、「知識」「理解力」そして「解答力」です。

出題形式をすることは「解答力」を磨くことにつながります。
ある年の問題を見てみましょう。

平成28年後期「教育原理」

問1 次の文は、「日本国憲法」の一部である。誤ったものを一つ選びなさい。

1 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
2 学問の自由は、これを保障する。
3 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
4 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。
5 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。

正解:4

これは1から順番にチェックして「これは正しい」「これはこの部分が違う」と判断して、誤った文章を1つ選びます。

基本的に○×問題と考えてよいでしょう。

問題は「誤ったものを一つ選びなさい。」
これは、「答えが×のものが1つありますよ」という意味ですね。

組み合わせ問題

次の問題を見てみましょう。

平成28年後期「社会的養護」

問6 次の文は、入所型の児童福祉施設における子どもの養育・支援に関する記録についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を × とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 施設は集団生活が基本であり、集団における関わりの状況が重要なため、子ども一人一人の記録の必要はなく、生活集団ごとの様子について記録する。

B 施設は多職種の職員によってチームで児童の支援を行っているため、必要に応じて記録を共有する。

C 日々の記録は、支援計画が適切に取り組まれ、その結果効果がみられたかを確認する資料となる。

D 記録内容について職員間でばらつきが生じないように、施設内で共通の記録様式を用いるなど工夫する必要がある。

(組み合わせ)
 A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ×
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×

正解:3

実は、保育士試験の特性がよく分かる問題なのです。

A~Dすべての問題に対して、○×の判断ができればベストです。
しかし、どーしても分からない、迷うことものが出てきますよね?

たとえば、Aはぜったい「×」と自信をもって言える!という場合は、組み合わせの表の「Aの答えだけ」に着目してみてください。

正解は3.4.5のどれかです。

しかも、Cが×なら、答えは自動的に「4」です。
    Dが×なら、答えは自動的に「5」です。
    それ以外ならば、答えは自動的に「3」です。

テクニックを見直しに使おう

いかがでしょうか?
○×の組み合わせを選ぶパターンの問題は、ヒントが非常にたくさん隠れているんです。

もしも、あなたの答えに自信がもてない場合には、組み合わせに着目しましょう。
「よし!大丈夫」「あれ?矛盾するぞ?」と、最後の確認にぜひ使ってくださいね。

なお、試験はマークシートです。
1つずれてしまうと・・・悲劇です。
その後ろがぜーんぶ間違ったマークになってしまいます。

迷ったときも「とりあえず何かマークしておく」ことをおススメします。

問題の方に大きくしるしをつけておいて、最後の問題まですべて解き終わってから
じっくり見直しを行ってくださいね。

保育士試験マークシートの攻略:まとめ

くり返しますが、試験対策の学習で重要になるのは、
「知識」「理解力」そして「解答力」です。
「知識」「理解力」がなければ、解答力の磨きようがありません。

しっかり勉強をしつつ、最後の最後で正解を選べるよう、マークシート式問題の攻略法をおさえておきましょう。

四谷学院では55段階学習システムで学習段階にあわせて、「知識」「理解力」「解答力」を強化します。

55段階について詳しくはホームページでご紹介しています。
ぜひご確認くださいね。

 

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