2019年課題曲「どんぐりころころ」「バスごっこ」合格ポイント

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こんにちは、四谷学院の石田です。

2019年前期の保育士試験の課題曲について、合格のために必要な練習・準備をご紹介します。

2019年後期の課題曲は同じとは限りません。
後期受験予定の方は、正式な発表を待ちましょう。

保育士試験課題曲「どんぐりころころ」「バスごっこ」

今年も課題曲は2曲あります。
「どんぐりころころ」と「バスごっこ」です。
両方とも手あそび歌としてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
保育園ではよく歌われている歌ですね。

「受験申請の手引き」には、以下のような注意事項も記載されています。

幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする。

求められる力:保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること。
※「平成31年保育士試験 受験申請の手引き」P26より

試験のポイントとしては「保育士として」という部分です。
子どもたちに歌って聞かせるので、プロの歌手やピアニスト、あるいはギタリストのような、「高い歌唱力」「演奏技術」が求められているわけではない、ということを確認しましょう。子どもたちが正しくそして楽しく歌えるような力が求められています。

正しい歌唱と演奏

子どもたちは、楽譜は読みません(もちろん、読めるお子さんもいますが)。
保育士の歌声やピアノ、ギターのリズム、音階を「まね」して歌を覚えます。

歌詞を伝える

子どもたちは「耳」で歌詞を聞き取ります。
ですから、はっきり発音して、子どもたちが正しい歌詞を覚えられるようにしましょう。

「どんぐりころころ」の歌に登場するのは、「どじょう」ではなくて「おじょう」だと思いこんでいた・・・
なんて笑い話もありますが、「Dojo-」と「D」をはっきり発音しましょう。子音の発音、意外に重要です。

楽しいリズム

今年の課題曲も、メジャーな曲ですから、「知ってるよ!」という方が多いと思います。
しかし、「ちょっと待った!」
そのリズム、音階、本当に正しいですか?

親しんでいる曲だからこそ「思い込みで間違っている」ということがあります。
試験では、楽譜どおりに「正しく歌う」ということが求められますから、練習を始める前には、今一度楽譜をチェックしてみてくださいね。

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歌唱が重要です

よくいただく質問といえば・・・
「ミスタッチをしたら減点ですよね?」
「伴奏を間違ってしまったら、不合格ですか?」

こちらです。

しかし、安心してください。
ミスタッチをしたからと言って、致命的な減点にはなりません。
伴奏を間違っても、合格している受験生はたくさんいます。

思い出しましょう。
試験の課題は「子どもたちに歌って聞かせることを想定」しています。

「保育士として」そして、「豊かな表現」ができることが重要です。
仮に、非常に高度な伴奏をつけたとしても、子どもたちは「ぽかーん」としてしまうかもしれませんし、それよりも、保育士さんが楽しく歌っていれば、子どもたちはそれを敏感に感じ取って、楽しく歌うことができますよね。

楽しく歌うために、自分に合った難易度で伴奏をつければOKです。

移調をしてもOK

「受験申請の手引き」にも記載の通り、音楽では「移調」が認められています。
男女で音域も違いますから、移調したからと言って減点されるようなことはありません。安心してくださいね。

なお、今年の場合は、「受験申請の手引き」に添付されている楽譜は調号(♯や♭)がなく、とても弾きやすい楽譜になっています。移調するとどうしても調号がつきますから、初心者の人は少し練習が大変になるかもしれませんね。

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