子どもや家庭への福祉以外の分野も含めた、日本における福祉全般を幅広く学ぶ科目です。高齢者福祉や障害者福祉にいたるまで幅広く網羅します。社会福祉基礎構造改革などの、日本の福祉における考え方の流れを押さえつつ、関係法令や制度を把握していきます。ほかに、実際に行われている社会福祉援助技術に関する知識もこの科目で深めます。
社会福祉の全体像は、項目の暗記では対応しにくいので、学習全体を通じて理解を深める必要があります。特に根拠法や実施機関などは、概要を知る段階ではなじみのない上、幅広い対象について網羅が必要なので、社会福祉で意識して目をつけると理解が深まります。演習トレーニングの問題を活用しましょう。社会福祉援助技術(ソーシャルワーク)関連については、インテークやインベンション、ナラティブアプローチやエンパワメントアプローチなど頭に入りにくい横文字が続出します。講義動画を助けに、それぞれのイメージを作っていくと良いでしょう。