こんにちは、四谷学院の石田です。
保育士試験に向けた対策を始めたけれども、
「勉強が久しぶり過ぎて、続けられるか心配」
「始めはやる気が出るのだけど、いつもどうしても中だるみしてしまう」
「自分には何かを続ける才能はない気がする・・」
こんな不安をお持ちの方はいないでしょうか。そこで、今回は「継続」のコツをお伝えしていきます。
これから保育士試験の勉強を始める方はもちろん、挑戦するか迷っている方もぜひご覧になってくださいね。
目次
「勉強を継続できる人」はどんな人?
「勉強を継続できる人」はどんな人?
こう聞かれたら、あなたはどのように答えますか?
「勉強することが好きな人」?「意思が強い人」?
どちらも間違いではありませんが、
と思っている人がいたら、「ちょっとだけ待って!」と言いたいです。
そこで諦めてしまうのは、とてももったいないからです。
実は多くの人は、自分の意志だけで勉強を続けていくことはできません。これまでに多くの受講生とお話してきた経験からも、断言できます。では、改めてお答えしますね。
「勉強を継続できる人はどんな人?」その答えの一つは・・
「適切な目標設定ができる人」です。
これは、能力や性格は関係ありません。ほんの少しのコツを知っているかの違いです。では、具体的にどんなことをしているのか見ていきましょう。
目標設定の方法
目標の受験日を決める
いくら走るのが得意な人でも、ゴールのないマラソンは走ることができませんよね。勉強も同じです。
まずはどこをゴール(終わり)とするか、つまり次の試験はいつなのか?を確認しましょう。保育士試験は年に2回全国試験が行われています。それによって、全体のスケジュールが決まってきます。
地域限定の試験もありますから、直近の試験はいつなのか?どの試験を受験することができそうか?まずはチェックしてみてください。
こちらの記事も参考にしてみてください。
大きい目標を決める
「保育士資格を取得する」というのが目標ですが、その先に目標はありますか?
取得したら何に活かしたいか?何がしたいか?合格の先を常に考えましょう。
あなたの心が動く、そんな目標を決めましょう。
例えば、こんな目標を設定して保育士講座を受講された方がいます。
試験に合格した後、資格を取った後に、どんな毎日を迎えたいか?どんな日々を過ごしていきたいか?こちらの素敵な決意表明を参考に、是非あなたも考えてみてくださいね。
そしてぜひ、その目標を宣言してみましょう。
自分の中の決意表明としてノートやスマートフォンのメモに書く、または家族や友達、周囲の人に宣言してしまうこともおすすめです。
周囲の人に宣言すると、「人に言ってしまったからもう頑張るしかない・・!」と自分を奮い立たせることができますね。
目標達成のためにも頑張ろう!という気持ちになりますよ。
実際に学習を始めてしばらく経つと、どうしても目の前の問題を解くことだけに集中してしまい、だんだんと視野が狭くなってしまいがちです。
そんなときには担任として、「そもそも○○さんはなぜ保育士になりたいと思ったのですか?」と聞いてみることもあります。すると目の前が開けたように、また頑張ろうと思ってくれる方がたくさんいらっしゃいます。
自分は何のために合格を目指しているのかという初心は、継続のために不可欠です。
また、学習をしていく中で目標がより具体的になっていくこともあるでしょう。そういったときには、書き換えてOKです。
なりたい自分を常に考えて勉強に取り組んでいきましょう!
小さい目標を決める
大きな目標が定まったら、次は小さな目標を考えましょう。
勉強を進めていく中で「自分には無理かもしれない・・」という漠然とした不安が出てきたら、それは
具体的に何をすれば良いか把握していないことが原因のことが多いです。
1つずつクリアしていく実感を持つと、継続のためのモチベーションに繋がります。
そして、クリアしたら自分にごほうびをあげると、より効果大ですよ。
例えば、保育士試験を受験しようという段階であれば
「通信講座のパンフレットを取り寄せてみる」
「スクールを見学する」
「ネットで情報を検索する」
このあたりが第一歩となります。その一歩が踏み出せたら、ご褒美です!笑
その後、使う教材や通信講座・スクールを選んでいきます。
いよいよ学習がスタートしたら、
「1日●分あるいは●ページ勉強する」
「1日●問解く」
という具体的な学習目標を設定しましょう。
さらに勉強が進んだら、
「問題集を全部1回は正解する」
「過去問を制限時間内に、見直しまで終わらせる」
という実践的な目標が出てくるでしょう。
「勉強が好き」という方によくよくお話を伺うと、実はこうして目標をクリアしていく過程を楽しんでいることが多いんです。
もしも、あなたが目標を作るのが苦手で、どのように勉強を進めていくか迷ったりスケジュールを組むだけで時間が過ぎていってしまうのであれば、
通信講座やスクールなど、学習カリキュラムが整っているものを活用するとよいでしょう。
勉強のコツ
継続するためのコツ、「目標設定」についてお伝えしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
そしてここからは、これまでに多くの方にお伝えしてきた勉強のコツも伝授します。
隙間時間をあなどるなかれ!
「勉強」と聞くと、「机に座って、長い時間頑張らないと」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そして、それができない自分に自己嫌悪・・・という経験がある方もいるかもしれませんね。
これは「学校の授業」のイメージの影響が大きいと思います。
勉強なんて学生の時以来!という方は、そう思うことも不思議ではないですよね。
でも、今、学生のように勉強だけに時間を割くことはできますか?ほとんどの方はNOだと思います。
実際、受講生の方も、仕事や育児、家庭の事情など、何かと両立しながら学習する方がとても多いのです。
なので、勉強へのイメージを変えましょう。
勉強は、「机に座らなくてもいい」し、「1~2時間のまとまった時間が取れなくても」いいんです。
具体的には、お仕事の移動中や休憩時間、お子さんのお昼寝、一人遊び中など、生活の中のちょっとした隙間時間を利用します。トイレやお風呂の時間などもいいですね。
一つの場面で取れる時間は短くても「チリも積もれば山となる」、
1時間机に座って勉強するのも、15分×4=60分(または5分×12=60分など)勉強するのも、同じ1時間です。
そのために、スマホや持ち運びしやすい教材を持っていると良いですね。さっと取り出して、すぐに学習できると理想的です。
一度やめても、再開する
真面目な方ほど、少しでも勉強しない日があったり、思い描いたように進まないと、「なんて自分はだめなんだ・・」とショックを受けて、そのまま挫折してしまうなんてことも残念ながらあります。
ここまで継続のコツをお伝えしてきましたが、誰しも人間。いつも完璧にできる時ばかりではありません。
少しまどろっこしい言い方かもしれませんが、勉強をサボらずに続けるために勉強しているわけではないですよね。合格するために勉強しているので、試験日までは走り続けなければいけません。
うまくいかない日があることも想定内として、その分を取り戻すようにまた再開しましょう。
3日坊主で再開するというのが10回続けば30日。3日坊主でその後何もやらない人に比べれば大きなアドバンテージがあります。
そうして積み重ねた努力は、あなたが思っているよりもきっと、大きな力となっているはずです。
このブログを読んでくださっていて、過去に続かなくて挫折してしまった経験がある方、これを機に再開してみませんか?
挑戦に不安はつきものです。でも、たった一人で頑張る必要はありません。周りの人に助けを求めてみてください。
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このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
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