保育の心理学が残ってしまった!どんなサポートをしてもらえますか?

※この記事は約9分で読めます。


こんにちは、四谷学院の谷村です。

さて、今回令和4年後期試験は、「保育の心理学」がやや難しかった印象です。
そのため、お電話でもよく「保育の心理学」についての受講のご相談をいただきます。
この記事では、よくいただく質問を踏まえて「今後どういう風に勉強していくべきか」についてご案内させていただきます。

教材は出題傾向に対応していますか?

今回の試験でとても難しい問題が出題されて全然点数が取れませんでした。出題傾向に対応していますか?テキストを勉強していれば満点取れますか?

これが一番いただく質問です。
四谷学院では出題傾向に沿って都度問題の改訂をしていますし、今回の試験を踏まえて次回試験で合格を目指す人向けの情報提供も行う予定です。
基本的にはしっかりとテキストと演習トレーニングで学習すれば合格点が取れる教材になっています。
ただし満点を取るのは難しいです
今回の受講生の試験結果をみても高得点合格の方は他の科目に比べてかなり少ない印象です。
……というと不安にしてしまうかもしれませんが、近年の「保育の心理学」の問題の中には、わからなくてもいい問題が必ずといっていいほど紛れています。
保育士試験は、6割が合格ラインつまり8問までは間違えてOKとなっています。
そのため、どう考えても難しい問題は捨ててわかる問題で得点していくようにするのが合格への近道です。
というのも保育士試験で満点を取れるテキストというのは、学習すべき内容が莫大になってしまう上に、難問を解けるように対策しようとすると果てがなく、かえって基礎的な部分がおろそかになってしまうからです。

不合格時に陥りがちな考え方

しかし、実際不合格通知を見たときには

難しい問題に対応できなくて不合格になってしまった
と思ってしまいがちです。
でも不合格になっているということは、9問以上間違えている問題があるということ。
「捨てる問題」以外にも「本当は勉強したことがあるはずなのにできていない問題」はないでしょうか?
難しい問題に捕らわれるのではなく、本来得点すべきだった問題で次は確実に得点できるようにするべきなのです。

合格のための今後の勉強法

というわけで、今後の勉強法をご案内します。

試験の復習をする

まずは記憶が新しいうちに試験の復習をしましょう。すでに四谷学院の受講生には受講生専用ページで試験の簡易解説を公開しています。
そちらをもとに今回の試験の見直しをしてみてください。特に簡易解説では難易度を三段階にわけています。

難易度★★★の問題
今回紹介した解けなくていい「捨てる問題」なので解けていなくても割り切りましょう。
難易度★★の問題
難しめですが勉強した知識を使って正解を絞り込むことができる問題です。
「なぜ間違えたのか?」を見つめ直しましょう。
特に解説内の解き方をヒントに「どうやって学習した内容をつかえば正解できるのか?」という視点で見直してみましょう。
ここで得点できるか否かが合否を分けます。
難易度★の問題
★1つの問題は基礎的な内容なのでここで間違えた問題がある場合はその分野を重点的に復習しましょう。

アウトプットをする

試験で間違えてしまうというパターンの中には実は知識は正しくインプットできているけれど、アウトプット(問題演習)の量が足りな過ぎて試験で太刀打ちできていないという場合もあります。

試験で少し形を変えて問われると解けない
という人もこの演習が不足しているパターンであることが多いです。受講生は、演習トレーニングを使ってとにかくたくさん問題演習をしていきましょう。
ただし、問題演習はただ漫然とこなすだけでは不十分です。以下のブログも参考にしてみてくださいね。
https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b/itimonittoukatsuyou/

繰り返し復習する

問題演習をするときに解きっぱなしはNG!
必ず、復習をしましょう。演習トレーニングでは間違えた問題が自動で蓄積されますので、1~2週間後をめどにやり直しましょう。

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その他ご質問

合格済みだけど、関連科目も勉強するべきですか?

保育士試験は扱う範囲がとても広いですね。また、科目ごとに出題範囲が明確に区分されているわけでもなく、重複する学習分野も少なくありません。

「関連科目だから」と言って、すでに合格した科目を勉強しなおすのはどうでしょうか?
効率の良い勉強法とは、とても言えません。

例えば、「保育の心理学」という科目は、「子どもの保健」や「社会的養護」、あるいは「子ども家庭福祉」といった科目と関連します。しかし、せっかくあと1科目でいいのに、合格済みの科目を勉強して無駄な時間を費やす必要はありません。

熱くなりましたが・・・
もしもこんなアドバイスを受けたという方がいらっしゃれば、それには耳を貸さなくてもいいのではないか?と思います。
(残り科目に合格するためには不要ですが、科目免除の猶予期間を延ばすために全科目受験するケースになると話が別です。)

残り科目数が少ないというのはとても有利なことです。少ないからこそ1科目の内容を深く学習する時間を確保することができます。次回試験に向けてはとにかく深く学習していくことを意識してほしいと思います。

試験で間違えた問題分野だけ復習しておけばいい?


試験で間違えた問題の復習をとお伝えしました。

しかし「間違えた問題だけを復習する」のではありません。
意外にここを誤解されている方が多くいらっしゃいますので、ご注意いただきたいポイントです。

特に保育士試験においては、様々な範囲から、多角的な出題がなされます。いわゆる「ヤマをはる」というのは難しい試験でしょう。
だとすれば、間違えた問題をしっかり完璧に復習したとしても、次の試験では全く役に立たないという可能性も出てきます。もしも「丸暗記」しているのであればなおさらです。

問題の分析


今回の記事を通して、試験の復習をするにあたって問題分析が大事であると理解していただけたのではないでしょうか。

「正解しなくちゃいけない問題」
「正解できる問題」
「正解できなくても仕方がない問題」
お手元のテキストや過去問題を使って、問題の分析をしていくわけですが・・・
正直、問題分析は大変です。

「時間がない!」「めんどうくさい」「代わりにやってほしい」という方は結構多いと思います。
実際に自分で分析しても、それが本当に正しい分析かどうか?不安も残るのではないでしょうか?

そんな方には、ぜひ四谷学院を利用していただきたいと思います!

四谷学院の保育士講座は、これまで多くの合格者を輩出してきた通信講座です。
お忙しい方、短期間合格を目指す方、今度こそ合格したい方・・・あなたにピッタリです!

担任の先生が一人ひとりにつきますから、あなたの間違った問題、学習の進め方に合わせて個別にアドバイスもいたします。
質問はいつでも送っていただけますので、気になることはお気軽にお問い合わせくださいね。

あなたの合格がより確実なものになるよう、精いっぱいサポートいたします!

なお、1科目から受講可能です。
詳しくはホームページをご覧ください。

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