保育士試験の受験科目は?合格基準は?

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こんにちは、四谷学院の石田です。

保育士養成学校に通えば、卒業と同時に有資格者となりますが、保育士試験に合格すれば、専門の学校に行かなくても「保育士資格」を手に入れることができます。

保育士試験は、年に何回か実施されます。「筆記試験」「実技試験」に分けて行われますが、実技試験のすべての科目に合格してはじめて、実技試験を受験することができます。

筆記試験の科目と合格基準

筆記試験は全部で8科目あります。
各科目において、満点の6割以上得点できれば合格です。

科目ごとに合格が認められます。

科目 満点 合格ライン
保育原理 100点 60点
教育原理 50点 30点
社会的養護 50点 30点
子ども家庭福祉(児童家庭福祉) 100点 60点
社会福祉 100点 60点
保育の心理学 100点 60点
子どもの保健 100点 60点
子どもの食と栄養 100点 60点
保育実習理論 100点 60点

 

「教育原理」および「社会的養護」が、同筆記試験にて両方とも満点の6割以上得点したものを合格とします。(片方のみ6割以上得点した場合、次回の試験でも両方受験する必要があります。一方の科目だけ免除になることはありません。

実技試験の科目と合格基準

実技試験では「音楽」「造形(絵画制作)」「言語」の3分野のから、2分野を選択して受験します。

科目 満点 合格ライン
音楽 50点 30点
造形 50点 30点
言語 50点 30点

 

保育士試験の受験申請(出願)をする時点で実技試験の科目も選択しなければいけません。
その後、変更することはできませんから、慎重に選びましょう。

【参考】「実技試験 科目の正しい選び方」

なお、実技試験の採点基準は公表されていません
ただし、「受験申請の手引き」には、各科目の課題について「求められる力」が明記されています。
これらをふまえて、「保育士とは何か」「どんな保育士が求められているのか」ということをよく理解し、実技試験の練習に生かしてきましょう。

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