保育士試験合格に近づく一問一答活用法

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皆さんこんにちは。四谷学院の石田です。

さて保育士試験に限らず、試験勉強というのはインプットだけでなくアウトプットが重要ですね。
だからこそ、四谷学院では演習トレーニングという問題演習ソフトを提供しています。

受講生ではない方でも、市販の一問一答の問題集を活用している方も多いのではないでしょうか。

本日はそんな一問一答をより効果的に活用する方法をお話ししたいと思います。

間違えた問題はチェックと復習

まず、間違えた問題には印をつけておきましょう。そして1~2週間ほど開けて、もう一度取り組んでみてください。

問題を間違えてしまったときにすべきこと

一問一答を間違えてしまったとき、「あ、答えはこっちだったか!」で終わってしまってはもったいないです!「何でその答えになるのか」をしっかり考えて納得してから次に進みましょう。

もちろん、統計などで何でその答えになるって言われても統計がそうだからそうしかないじゃん!というような問題もありますね。しかし、そういったときでも「自分の感覚との乖離はないか」をもとに見直して方向性を修正してみましょう。
具体例を紹介しますね。


「平成27年乳幼児栄養調査結果の概要」によると、毎日、朝食を「必ず食べる」と回答した子どもの割合は、約60%であった。


〇×どちらだと思いますか?

正解は



×です!

四谷学院の演習トレーニングでは以下のような解説をつけています。

毎日、朝食を「必ず食べる」と回答した子どもの割合は93.3%で、90%をこえています。

【学習のコツ】
統計問題はまずは日常の感覚や学習した知識からご自身で推測をしてみましょう。その推測結果をもとに答えを見て「思ったより多かった」「思ったより少なかった」という感覚を持てると、次に出題された際に思い出すきっかけになります。

つまりこの問題を通して「60%じゃないんだ」というのを知って終わりにするのではなく、例えば、
「自分も周りのひともあんまり朝食食べないから60%が正しいと思ったけど実は90%以上なんだ。思ったより多かったな」

というところまで考えられると問われ方が変わっても対応できるようになるというわけです。

同じ問題を間違えてしまうと落ち込んでやる気を失う……という方がいらっしゃいますが、大丈夫。人間は忘れる生き物です。そこで思い出せれば何の問題もありません。また何度も間違えてしまうということは、弱点がわかったということです。試験本番ではなく練習の段階で気付けて良かったなと考えましょう。

同じ問題も繰り返しで定着を


残り科目数が少なかったり、学習時間に余裕がある場合は、間違えた問題だけでなく、正解した問題も含めて何度も繰り返しましょう。時間ができたからと言って、別の問題集に手を出すのはあまりお勧めしません。それよりは1冊を完璧にする方が効率が良いです。

答えを覚えてしまったら?

新しい一問一答に取り組みたいという理由のうちの一つとして、
「同じ問題集を繰り返していると答えを覚えてしまって機械的に選択してしまうから」というお声をいただくことがあります。

繰り返しで定着しているので、いい傾向ではあるのですが、ただ答えが○なのか×なのかを覚えるだけでは、問われ方が変わったときに対応できませんよね。そこで、答えを覚えていたから機械的に答えを選べてしまった場合は、「なぜその答えになるのか」を考えて先生になったつもりで自分に説明してみるようにしましょう。

周辺知識も一緒にチェック

一問一答については、その問題の答えを覚えてはい終わり!はもったいないです。その問題を機に周辺知識を整理するようにしましょう。例えば条文が問われたら実際に条文を見て、その前後を見てみるというのも保育士試験対策に効果的です。

演習トレーニングを活用しよう

四谷学院の演習トレーニングは、暗記をできるだけ少なくできるように今回説明した【学習のコツ】や、【学習のコツ】として入れていなくても解説を読んで本番で使える知識を増やせるような作りを心がけています。
上記対応を一人でやるのはつらいな……という場合は、ぜひ四谷学院を頼っていただければと思います。

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