福祉科目が苦手なあなたへ。「試験勉強」をやめましょう!

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こんにちは、四谷学院の谷村です。

あなたは「社会的養護」「子ども家庭福祉(児童家庭福祉)」「社会福祉」は得意ですか?
この3科目については、本当によく相談をいただきます。苦手にされている方、多いんです・・・

今回は、この3科目の克服法をお伝えします。

「覚えなきゃダメ」って本当?

福祉3科目についていただくご相談のうち、とっても多いのがこちら。

受験生
福祉施設とか制度とかがいろいろあって暗記ができないんですけど、どうすれば覚えられますか?

この「覚えなきゃ!!」という考えがそもそも間違っているんです。

答えは、ただひとつ。
 暗記はしなくていい。“試験勉強”をやめましょう! 

「え・・・どういうこと?勉強しないと点数が取れないに決まってるじゃん!」
と思いましたよね。
ちょっと私も、言い過ぎました。(笑)
勉強自体をしなくていいわけではないです。

「試験勉強」をしようという意識を取っ払ってほしいのです。
そして、福祉科目を勉強するとき、あなたはその施設や制度を利用する利用者の一人になりましょう。

利用者の立場に立つと見えてくる

たとえば「児童自立支援施設」と「児童自立生活援助事業」の違いを考えてみましょう。

そもそも名前が似ている!5文字も同じ字が含まれていますよね。
試験勉強と考えると、「似ていて覚えにくい!」と感じるかもしれません。

でも、利用者だったらどう思うでしょうか?
「似ているから同じような施設かな?」と予想しますよね。

その発想こそが正解!
似てる、でも違う。じゃあ、どんな風に違うのかな?・・・こんな風に考えていましょう。

入所児童や配置される職員などを文字として「暗記」することに気をとられがちですが、それらは実際に存在する施設。
そこで暮らす子どもってどんな子ども?どんな風に職員さんは子どもを支えてくれるのかな?などなど。
自分が実際に利用するヒトになったつもりで、イメージしましょう。

イメージできればあとはもうこっちのものです。
だって・・・保育士試験はマークシート方式ですから。
覚えていなくても大体のイメージがわかっていれば、答えを探せるんです。

イメージ作りのためには?

とはいえ、施設はとってもたくさんありますよね。色々、資料を見たり、法律を見たり、なかなかイメージ作りも大変です。

あなたのイメージ作りを助けるのは、スバリ施設のホームページなんです。

実在する施設なのですから、ホームページも存在します。それに、利用者のために作成されているホームページなので、内容も小難しくありません。
最近では、たくさん写真が出ていたり、利用者や職員の方の声も載っていたり。
ホームページをつくる施設側にも、利用者が施設をイメージしてほしいという思いがあります。


厚生労働省のホームページ。こちらも勉強になります!

さて、これを読んだそこのあなた!
あなたがなかなか覚えられないと思っている、福祉施設や事業を今すぐ検索してみましょう。「施設名 + お住まいの都道府県」でググッてみてくださいね。百聞は一見にしかずですよ。

四谷学院はスピーディーな対策・試験突破を目指します。
自慢の55段階学習システム、講義動画について、詳しくはホームページをご覧ください。