ご存じですか?
保育士資格試験には、科目免除の制度があります。
(2)特定の資格を持っていることで、試験を受けなくても一部科目が免除になる
保育士試験は、筆記試験と実技試験がありますが、(1)の合格した科目は3年間免除されるということで知っている人は多いでしょう。
筆記試験の科目数がとにかく多いのがネックなので、1科目でも少なく受験したい、と思いますよね。
今回の記事では「(2)特定の資格をもっていることでの科目免除」についてどんなケースで該当するのかを取り上げます。
目次
保育士試験の科目免除制度の対象となる資格は?
この資格を持っていると保育士試験の一部科目免除になる!という資格は、大きく次の2つです。
(B)福祉系の3資格(社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士)
(A)幼稚園教諭免許
「幼稚園教諭免許」は、幼稚園の先生と保育士さんが同じような年齢の子どもを相手にしますから、学ぶべき内容に重なるところも多いので、「科目の免除」の想像がつきやすいでしょう。
筆記試験では「保育の心理学」「保育実習理論」の2科目、そして実技試験といった保育の現場にいれば身についている知識・技能を問う部分が、科目免除になっています。
(B)福祉系の3資格
社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士の有資格者の、保育士試験における一部科目免除は、平成30年の保育士資格試験より追加になった制度です。
意外かもしれませんが・・・・保育士というのは「福祉のお仕事」なのです。
福祉系の知識をもつ受験者、すなわち「社会福祉士」「介護福祉士」「精神保健福祉士」の有資格者は、福祉系の科目が免除されることになりました。 該当する方は、出願時点で『免除科目の申請』を行いましょう。
保育士資格試験 免除科目一覧
※1 幼稚園教諭免許状所有者(臨時免許を除く)を対象に、幼稚園等における「実務経験」により、通常の「保育の心理学」・「教育原理」・「実技試験」に加え「保育実習理論」も免除される場合があります。
※2 令和7年の試験まで、特例制度(幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例)が実施されています。詳細は厚生労働省HPにてご確認ください。
大学等で授業を受けていれば、筆記試験の全科目が免除になることも!?
幼稚園教諭免許所有者の方の場合「特例教科目」というものがあります。「特例」と呼ばれているものです。
特定の大学等で必要な科目を履修した場合は、”筆記試験科目が全て免除”となることがあります。
該当するケースはごく一部ですが、当てはまる場合は、保育士試験とは別日程で受験申請が可能になっていますので、注意しましょう。
必要な科目だけ通信講座で受講できる
一般的な保育士試験対策の通信講座は、「全科目コース」「全科目セット」なんです。
せっかく免除科目があっても、対策講座はすべての科目を受講しなければならいことが多くあります。そうすると、お金ももったいないですよね。
でも、四谷学院の保育士講座なら、「全科目セット」のほか、1科目から受講が可能です!
くわしくはホームページをご覧ください。
四谷学院では、保育士資格取得に向けてがんばるあなたを応援します!
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
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