人格をタイプ分け!「類型論」と「特性論」という分け方
公開日:2017/09/08
最終更新日:2024/02/26
こんにちは、四谷学院です。
この記事では「類型論と特性論」について解説します。
パーソナリティの分類
パーソナリティの分類についての主要な考え方として、類型論と特性論があります。
類型論
類型論では、パーソナリティは似たもの同士を集めたグループに振り分けられます。
「この人は、このグループに属するから、こういう傾向がある」といったように、属するグループによって、大まかなパーソナリティを把握できます。
その一方、個々人を細かく捉えづらい、という難点もあります。
特性論
特性論では、パーソナリティはいくつかの特性の組み合わせによって表現されます。
特性を数値化し、統計的手法を用いて、パーソナリティを正確に把握しようとします。
その一方、直感的に理解しづらい分類になってしまいます。
パーソナリティの理解のためには
類型論と特性論には、それぞれ長所と短所があります。
どちらが正しく、どちらが誤っている、というものではありません。
両者をうまく相補的に用いることで、パーソナリティの理解が促進されます。
四谷学院の「心理学入門講座」では、初めて心理学を学ぶ方でも、わかりやすい解説で複雑な概念も楽しく理解!
臨床心理士など、心理職へのファーストステップとしても最適です。くわしくは、ホームページをご覧ください。
このブログは、四谷学院のスタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、あなた専門のサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。どうしたら迷いなく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。
心理学にかかわる色々なトピックを、こちらで随時お届けします。初めて心理学を学ばれる方から、臨床心理士指定大学院を目指す方まで、あなたの学習の一助になれば幸いです。
前の記事 » 人間以外も心があるの?ユングの「動物の集合的無意識」
次の記事 » フロイトの「前意識」を考えてみる