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フロイトの「前意識」を考えてみる

  公開日:2017/09/08
最終更新日:2018/07/30

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院です。
このページでは「前意識」について解説します。

四谷学院通信講座「心理学入門講座」のテキストでは、より噛み砕いて解説しています。

前意識とは

「前意識」は、意識と無意識をつなぐ領域です。

フロイトによれば、意識は無意識からの呼びかけに影響されています。
無意識に閉じ込められている様々な体験(すなわち記憶)は、必要に応じて意識に上ってきます。
それらをいったんバッファしておく、つまり一時的に置いておくのが、前意識の領域です。

意識・無意識・前意識の構造

無意識の領域には、エスと超自我があります。
エスから上ってくる性的な欲動に基づく観念を、前意識において「検閲」するのが超自我の役割です。
そして、その検閲された結果を、知覚情報とともに自我が認知し、適応的な判断をしているわけです。

こうした意識・無意識・前意識の構造があり、そこにエス、自我、超自我の役割分担があって、一人の人間の心が成り立つのです。

フロイトのキーワード「自我と超自我」

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臨床心理士など、心理職へのファーストステップとしても最適です。くわしくは、ホームページをご覧ください。

 

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