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なぜ「アドラー心理学」が流行るのか?

  公開日:2017/10/15
最終更新日:2020/05/08

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院です。
このページでは、「アドラー心理学」について、解説します。

アドラー心理学の本が売れている

アドラー心理学は、多くの書籍が出版されています。『嫌われる勇気』は100万部を超えるベストセラーとなりました。
関連書籍やマンガまで出版されていますから、「知ってる!」という方も多いかもしれません。

アドラー心理学は、会社や子育て、教育といった人間関係で悩む場で活用しやすくわかりやすいという特徴があります。

アドラー心理学は、個人心理学と言われます。アドラーの思想から生まれたものです。
アドラーはフロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と呼ばれることもあります。
アドラーの思想や名言などを活用し、現代の仕事や子育てや恋人などの対人関係で悩んでいる人への解決方法や心の持ちようのヒントを提示してくれている本が多く見られます。

アドラー心理学とは

具体的に見ていきましょう。

フロイトなどは、問題行動の背景にあるトラウマや過去の出来事に焦点を当ててそこを探って解消していく、という理論です。
一方、アドラーは、人を、「目的を考えて行動する存在」としてとらえて、過去を重視しません。
「何のためにどのような行動をしているのか?」「問題行動が続くとしたら続く理由がある」「変化する勇気が足りていない」というような流れを提示します。

過去ではなく、現在と未来への思いや考えること、そして、原因ではなく目的を考える思想と言えます。
相手の課題に巻き込まれず、自分の課題とは分けてとらえていくという側面が現代の対人関係に悩む人にヒットするのかもしれませんね。

四谷学院での学習は?

臨床心理士指定大学院講座の「臨床心理学・一般心理学」という二つある領域のうち、一般心理学のテキストで個人心理学としてアドラー心理学に触れている個所があります。
※当講座では、アドラー心理学に特化したテキスト等では扱ってはいません。

テキストや実習的な課題、添削指導など内容や学習方法としてはバラエティに富んでいます。
通信講座なので理解しにくいときや、テキストに掲載されていない項目や分野などはそれに関連する文献やサイトを開いてご自身で調べていくことで、理解も深まることでしょう。
テキストを通じて、知識の入力(インプット)ができ、添削課題を通じて出力(アウトプット)の練習ができます。
大学院の入試のための勉強としてのベースとなるとともに、さらにご自身で志望する大学院の過去問題や心理英語、また志望理由書の作成など、院試に必要な準備をプラスアルファしていきます。

受講前のご相談も受け付けています


通信講座について、あるいは学習の進め方について疑問点がありましたら、お電話やWEBからお気軽にお問い合わせください。

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四谷学院では、トータルな入試対策に向けてバックアップができる通信講座をご準備しております。

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