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あるがままに・・・森田療法とは?

  公開日:2018/04/10
最終更新日:2018/04/11

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院です。
このページでは「森田療法」について解説します。

森田療法とは

森田療法は、精神科医である森田正馬(まさたけ)氏によって創始された精神療法の1つです。

森田療法は、主に神経症を対象とします。
社交不安障害、パニック症、全般不安症、強迫症、身体症状症などのほか、不眠を扱う場合もあります。

あるがままに

森田療法を理解する上でのキーワードの1つが「あるがままに」ということです。
「自然服従」とも言われます。

これは「自分の気分で好きなことをしてよい」という意味ではありません。
むしろ逆の意味で、
「今の自分の気分に左右されないこと」「今、自分がやるべきことを実行すること」
を示しています。

不安や悩み、恐怖などを取り去ろうとするのではなく、それがあることを「あるがまま」に受け入れることで、不安などにとらわれずに、自分のやるべきことをできるようになる、という風に考えます。

森田療法はどんなふうに行うの?

森田療法は、基本的に入院治療です。
しかし、昔ながらの長期入院を実施しているところは、あまり多くありません。
通院や短期入院といった形式をとったり、必要に応じて服薬治療と並行したりする場合もあります。

(参考)東京慈恵会医科大学森田療法センターの場合
入院期間:1~3ヶ月程度
外来:週に1回または2週間に1回の面接。多くは日記での治療を併用。
費用:およそ30万円(1ヶ月の場合)
東京慈恵会医科大学森田療法センター

緊張や恐怖、落ち着かずドキドキする「不安症群」

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