保育士の子ども、優先して保育園へ

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こんにちは、四谷学院の石田です。

政府は、保育士の子どもを優先的に保育園に入れるように、全国の自治体に通知を行いました。

・住居や勤務地以外の自治体の保育園でもOK
・親の勤めている保育園でも、優先的に受け入れる  など

働くことのできる保育士さんを増やすことが目的となっています。

親の働いている保育園にも優先的に入れる

保育士の子どもを対象とする保育所等の優先利用は、市町村の判断でおこなっています。
しかし、多くの自治体では「身内びいき」を防ぐという目的で、親の働いている保育園に子どもを入れることはできない状況があり、今回の「優先して保育園へ」では、上記の制限もなくす方針が示されました。

住居や勤務地以外の保育園もOK

自治体の枠組みにとらわれず、自分の住んでいる・働いている自治体以外の保育園にも優先的に入所できます。
ちょうど多くの自治体では、2018年度の入所申し込みが始まったところです。
今回の措置を行うかどうかは、最終的には市町村(自治体)の裁量に任せられますが、保育士確保のために改めてこうした通知が出されため、新聞やテレビでも大きく取り上げられました。
(なお、かねてよりこうした措置は可能だったため、すでにそうした措置をしているところもあるようです。)

ちなみに、保育士試験の受験会場も同様で、日本全国どこでも選択ができるようになっています。交通の便などを配慮しての項目と考えられます。

保育関連のキーワード解説

保育士試験でも出るかも?!
キーワードをチェックしておきましょう。

待機児童問題

保育所(とくに認可保育園)に入園希望を出していても、人数の制限等の理由で入園できず、待機している状態の児童が増えている問題。
保育所等に子どもを預けることができないため、保護者(主に母親)が職場復帰できないという問題もはらむ。
さらに少子化が進む一因とも考えられている。
「保育園落ちた、日本死ね!!」というインターネット上の書き込みでも話題に。

潜在保育士

保育士資格を取得してはいるものの、「保育士」として保育所や託児所など、資格を使った職業についていない人のこと。
保育士の有資格は累計で150万人以上。そのうち、70万人近くが潜在保育士といわれており、潜在保育士の掘り起しが保育士確保の鍵とも言われている。

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