幼児教育・保育の無償化!保育士試験にいつから出題される?

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こんにちは、四谷学院の谷村です。

2019年10月から消費税が10%に増税されました。
さらに!
保育士試験の対策を進めている方にとっては幼児教育・保育の無償化も気になるワードですよね。

保育士試験には、法律に関連する出題も少なくありません。
児童福祉法をはじめ、保育に直結する内容も多く、保育士資格試験の対策には最新情報のチェックが欠かせません。
そのため「幼保無償化って、保育士試験に出題されますか?」というご質問も届いています。

この記事では、幼児教育・保育の無償化の保育士試験への出題について解説していきます。

改正子ども・子育て支援法の成立日と施行日

幼児教育・保育の無償化を定めた「改正子ども・子育て支援法」は、令和元年5月の成立・同年10月1日施行です。
保育士試験の法令基準日は、「受験申請の手引き」に以下のように記載されています。

3.筆記試験について
(6)筆記試験における法令・保育所保育指針等については、平成31年4月1日以前に施行されたものに基づいて出題します。令和元年保育士試験 受験申請の手引き[後期用]

令和元年後期の筆記試験では範囲外です。
「安心してください、出ませんよ!」( ´艸`)

現段階では心配する必要はありません。試験への出題は、おそらく令和2年の後期試験以降になるでしょう。

令和元年後期試験の対策は?

法律や制度の変更があった時の、過去の保育士試験の出題傾向から見ても、これから新しい制度が実施されようとしている中で、「現在の制度」について細かく問われることは、まずないだろうと予想しています。

後期試験対策としては、そのことを踏まえた上で、

・保育所等を利用するための手続き
・どのような名称の給付が、どのような事業を対象として支給されているか
・利用料が市町村等から一部給付されていること  など

現状での概要をつかんでおきましょう。

例えば、事業名を見たら、どの枠組みに入るかわかり、事業の定義を見たらどの事業のことかわかるという状態にしておくことが重要です。
制度の大きな枠組みを押さえ、その後詳細を埋めていくのが、すべての学習に共通するコツと言えるでしょう。

幼児教育・保育の無償化とは?

来年の試験のために…少しだけご紹介します。

幼児教育・保育の無償化とは、ごくごくおおまかに言うと
支援新制度の対象となる幼稚園・保育所・認定こども園を利用する3~5歳の子どもの教育・保育の利用料が無料になります。
住民税非課税の世帯については、0~2歳の子どもについても保育の利用料が無料になります。
その他、例外はいろいろとあります。

制度の概要については、内閣府が開設している以下の特設ページを一度チェックしてみてくださいね。

▼幼児教育・保育の無償化はじまります!(内閣府)

https://www.youhomushouka.go.jp/公開終了

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