保育士・幼稚園の先生・ベビーシッター 違いは?オススメ資格は?

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こんにちは、四谷学院の野本です。

子どもの成長にかかわることができるお仕事は、とてもやりがいがありますよね。
お仕事や資格には、色々ありますが、よく知られているのは「保育士」「幼稚園の先生」「ベビーシッター」です。

それぞれの資格や転職・就職状況について解説していきます。

保育士は国家資格

保育士は「名称独占」の国家資格です。
「保育士」と名乗るには、「保育士資格」をもっていなければいけません。

専門の学校に通い、卒業と同時に「保育士さん」になるという方法が一般的ですね。実は、もう1つ方法があるんです。
それが「保育士試験」です。

試験に合格すれば、学校に通わなくても保育士さんになれるんです
もちろん、資格は学校に通った人と全く同じモノ。
試験で取得した保育士資格であっても就職・転職に不利になることはありません。

保育士試験の受験資格は?

保育士資格試験は、専門学校、短大、大学を卒業していれば、誰でも受験できるんですよ。
昨日まで主婦だった、サラリーマンだった、お笑い芸人だった方が「保育士」に大変身できます。

受験年齢の上限は一切ありませんから、退職後に保育士に!という方もいらっしゃいます。

合格した人の生の声を読んでみる  

幼稚園の先生は「先生」です

幼稚園の先生は、正確には「幼稚園教諭」といいます。学校教育法に基づいて<教育を行う教員>なんですよ。
そして、幼稚園は3歳以上の子どもたちが通う「学校」という区分になります(保育園は厚労省の管轄ですが、幼稚園は文科省の管轄です)。
小学校などの「先生」と同じ様に、教職課程がある大学や短期大学で必要単位を修得することで、卒業と同時に「幼稚園教諭」の資格を取得します。

残念ながら、保育士のような1日で合否を決める資格試験はありません。

でも・・・保育士さんであれば試験を受けて幼稚園教諭になる方法もあるんです。
実務経験を積めば、幼稚園教員資格認定試験を受験!合格すれば、幼稚園教諭二種免許をとることができちゃいます。

ベビーシッターは民間資格

「保育士」「幼稚園教諭」がどちらも国家資格ですから、日本中どこでも通用する資格です。

一方で「ベビーシッター」は<strong>民間資格</strong>です。企業などがつくった資格、ということですね。どこでも通用するもの、とは限りません。
その資格の価値を認めている範囲で、アピールすることができる資格です。また、ベビーシッターの資格がなくても、べビーシッターの仕事をすることはできます。

ということは・・・
「保育士」や「幼稚園教諭」の資格をもっていればベビーシッターのお仕事も問題なく行うことができるということです。

ただし!保育園は0歳から、幼稚園は3歳からの子どもが対象です。3歳以下の赤ちゃんのお世話するのであれば、保育士さんが適任ですね。子どもにかかわる資格の中でも、とくに小学校前の乳幼児のお世話は、保育士資格をもつと幅広い活躍の場をもつことができます。

誰でも保育士さんになれるチャンスがあります!


「社会の役に立ちたい」
「小さいころの夢は、保育士さんだった」
「子どもが大好き!」

あなたも保育士さんを目指しましょう。

保育士試験の対策講座について、くわしくはホームページをご覧ください。試験についての最新情報も公開しています。