勉強してよかった!保育士資格を取ってよかったこと

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こんにちは、四谷学院の石田です。

保育園では、保育士資格を持っている「保育士」と、資格を持っていない「保育補助」の先生がいらっしゃいますよね。
保育士資格がなくても、子どもにかかわる仕事をすることができるので、
「資格って必要?」
「現場経験があれば、十分じゃない?」
と考えることもあるかもしれませんね。

実際に「資格」が必要になる場面と、「資格を取ってよかった!」と感じる場面について、この記事ではご紹介します。

お掃除も大事だけれど

保育補助として働いていらっしゃるAさんは、毎日充実した日々を過ごしています。
子どもたちにあいさつをしたり、一緒に遊んだり・・・

メインの仕事は「お掃除」。
子どもたちは外から砂や泥、葉っぱなどを持ち込むので、毎日の掃除はとても大切です。
遊びの様子を見ていてもちょっとした気づきがありますが、保育士さんに伝えると嫌な顔をされることも・・・
でも、子どもたちの様子を近くで見ているうちに、
「私だったら、子どもたちにこう接するのにな」
と感じることも増えてきました。

最初は「保育補助でもじゅうぶん!」と思っていたのですが、「資格がないから担任にはなれない。子どもたちや保護者と深い関係を持つことができない」ということで、だんだんとフラストレーションがたまっていきました。そこで、一念発起して「保育士資格」を取ることにしました。

資格取得後は、転職して「保育士」として採用!
実際に自分のクラスを持ち、Aさんらしい、きめ細やかな子どもたちへのフォローができる担任として活躍されています。

子どもの行動の理由がわかり、仕事の能率アップ!

Bさんは、児童教室のお仕事についています。
ある程度、生徒たちの様子はわかっていると思っていましたが、「もっと知りたい!」と感じ、「せっかくだから国家資格も取ろう!」と勉強を始めました。

そして見事に合格!
保育士資格試験の勉強をして、
例えば・・・
「7~8歳頃を過ぎると、見た目などの知覚の影響によって思考過程が歪む現象が起きなくなること」
「ADHDには不注意、多動性、衝動性といったとくちょうがあること」
などの知識が増えたことで、子どもたちのの成長段階や性格、特徴、課題などがスムーズに頭に入ってくるようになりました。

勉強する前は
子どもたちが「なぜそのような考えになるのか?」や「なぜそのような行動をするのか?」と、理解できないことが多く、漠然としたストレスを感じていました。
今では、そのストレスが解消し、仕事の能率も上がりました。

子育てに自信!信頼を得て相談役に

Cさんはとても子どもが好きでした。第2子妊娠中に、「保育士試験の勉強をしてみようかな?」と思いつき、チャレンジすることに。
妊娠中、体調もよく順調だったために、気分転換も兼ねて勉強を楽しんでいました。

すでに第1子がおり、また第2子妊娠中だったので
「あ!これ知ってる」
「うちの子はこのくらいの時期だったな」
など、実際の子育てに当てはめながら、知識を身につけることができました。

それだけでも十分だと思ったのですが、家族の協力を得ることができ、出産後に授乳をしながら保育士試験を受験。
休み時間ごとに、赤ちゃんの待つ車と試験会場とを行ったり来たりしながら、2日間の試験をやり通し、見事に合格!

「有資格者」として、ママ友達の育児相談にのっています。単なる自分の経験だけでなく、正しい知識に裏付けされた適切なアドバイスができるので頼れる相談役となっています。
Cさん自身も、「なぜ?」「どうして?」という不安が少なくなり、子育てに自信をもって取り組めるようになりました。知識があることで「今はこういう時期なんだ」と、客観的にとらえることができ、心に余裕も生まれました。
将来は、子どもにかかわる仕事につきたいと考えています。

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