自宅でやる!実技試験「造形」の模擬試験のポイント

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こんにちは、四谷学院の石田です。

保育士試験で「造形」を選択された方は、
45分以内に作品を完成させる
という課題のハードルの高さに驚いているのではないでしょうか?

四谷学院のプロの絵画講師ですらも
「う~ん、ギリギリですね…」
と言うくらいです。

そこで、今回は自宅でやる模擬試験のやり方とそのポイントをご紹介します。

模擬試験は絶対にやるべし!

家で練習をしていると、どうしてもリラックスしてしまいます。
時間を測ってとりくもうとしても、途中で電話がかかってきたり、「もうちょっとだけ」と延長してしまったり。

多くの受講生から同じ感想をいただきます。

「実技試験、めちゃくちゃ緊張しました!」

「音楽」「言語」は個別試験ですので、緊張は予想できますが、実は…「造形」の試験も緊張する方が多いんです。

いつもと時間感覚が違ったり、手にびっしょり汗をかいたり、いつもならスッと読めるはずの課題文を落ち着いて読めなかったり…
実際、課題文の読み取りミスで正しいテーマで描けなかったという方もいらっしゃいます。

近年、意外性のあるテーマの出題もありますので、課題文は正しく読みたいものです。

緊張感を少しでも緩和するためにも、自宅で練習している方も「模擬試験」に必ず取り組みましょう。
家族やご友人にご協力いただける方は、ぜひお願いしてみてくださいね。
一人で対策をされる方も、できる限り本番並みの環境を整えて臨みましょう。

課題は子ども3人・保育士1人以上

造形の試験のみ、当日詳しい条件が発表されます。

当日発表される条件
・テーマ(何をしているところか?)
・場所
・子どもの数
・保育士の数
・そのほか高齢者・動物などのイレギュラーもあり!

人数については、試験によってばらつきがあります。
最も汎用性の高い「子ども3人、保育士1人」で練習しておきましょう。
余力があれば、子ども4人とか保育士二人とか、イレギュラー対策のおじいちゃんやおばあちゃん、あかちゃん、犬や猫、うさぎなど身近な動物も練習しておくとよいかと思います。

過去問題をチェックして、ランダムに選んで取り組んでみましょう。もちろん一度練習したテーマでOKです。

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時間設定は短めでやってみる

本番は45分ですが、念のため5分短い40分で練習することをお勧めします。
というのは、「焦り」「緊張」のために、どうしても数分のロスが出てしまうからです。

例えば、「手の汗を拭く」「問題文が頭に入ってこなくて3回読む」「消しゴムを落としてしまった」など。
そういったロスを計算に入れて、やや短めに練習しておくことがコツです。

時間を測る際には、当日と同じく腕時計などを利用しましょう。
部分練習をするときにはキッチンタイマーがとても便利ですし、家でやる分では置時計やスマートフォンなどでもよいのですが、試験当日は持ち込みができません。
当日と同じように時計をチェックできるようにしておくとよいでしょう。
右利きの方は左奥に置いておくと比較的邪魔にならないと思いますよ。

模試の復習をする

「描いて終わり」ではあまりにもったいなので、必ず復習をしてくださいね。
復習の際には以下をチェックしてみましょう。

  • ぱっと見てテーマがわかるか?
  • 指定された人数がクリアできているか?
  • 塗り残し、描きかけがないか?

これはいずれも客観的に判断できる項目です。
この項目は確実に押さえられるようにします。

もしも、うっかりミスがあったら「問題文に書いてある「客観的な項目」には、読みながら下線を引く」など対策がおすすめです。

復習はその日でなくても構いません。なかなかまとまった時間もとれませんし、「他人の作品を見る気持ち」になることで、改善点も見えてきやすくなると思います。翌日などに改めて自分の作品を見てみましょう。

「もう少し人物を大きくすればよかったな」
「ここの塗り方が雑だ…」
「同じような色が固まってるから、塗る前にいったん考えよう」

自己採点はとても有効です。
そしてぜひ「いいところ」も見つけられるといいですね。

「しっかり色が塗れたぞ」
「楽しそうな雰囲気がよく出た」
「ここの手の描き方、うまくいったな」

どうしても「ダメなところ」に目が行きがちです。
いいところも積極的に探して「もっとうまくなれそう!」という前向きな気持ちで練習を重ねてくださいね。

もしも不安が大きければ

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模擬試験はもちろん、あなたの質問にもお答えしています。「ちょっと気になるんだけど…」ということがあれば、遠慮なくお問い合わせくださいね。


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