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社会人になってから「心理学」を学ぶには?心理学を学ぶための4つの方法

  公開日:2019/10/28
最終更新日:2024/02/26

※この記事は約7分で読めます。

こんにちは、四谷学院の夏目です。
大学のなかでも人気の高い学部の一つが、心理学部や心理学科です。
人の心を知りたい、自分の心を知りたい、というのは、いつの時代も興味関心が集まるところかもしれませんね。

大学では心理学を選ばなかったけれど、
心のしくみや働きを理解したい、そして生活に役立てていきたい
とか
心についてもっとよく知ることができたら、なんだか面白そう!
という気持ちになる社会人の方は、多いのです。

とは言うものの、仕事や家事で忙しく、なかなか踏ん切りがつかない…という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、大丈夫です!
心理学を学ぶ方法はいくつもあります!
あなたのスタイルに合った方法を探してみてくださいね。

この記事では、心理学を学ぶための4つの方法をお伝えします。

書籍を読む

書店や図書館には、心理学関連の書籍がたくさんあります。
ひとくちで「心理学」と言ってもかなりジャンルは幅広く、あなたの興味のある分野の心理学を知ることで、本を選びやすくなると思います。
幅広い心理学のジャンルの中でも、特に人気の高いジャンルをご紹介しましょう。あなたのイメージに近いものもあれば、「心理学のイメージと違う!何を学ぶんだろう?」というものもきっとあるのではないでしょうか?

●臨床心理学
うつ病とか不登校とか、そうした心の問題を解消してあげることができるようになりたい方は、この分野を特に学ぶことになります。
カウンセリング技法や行動認知療法など、具体的な支援方法も研究する分野です。

●社会心理学
あの人と仲良くなるにはどうしたらいいか?ビジネスで成功するためにはどうしたらいいか?
そうしたことを心理学的アプローチから考えたいということであれば、社会心理学が近いでしょう。

●発達心理学
発達障害や高齢化社会といった日本の社会問題にかかわりの深いのが発達心理学です。
赤ちゃんや子どもだけでなく、成人、老人も含め、成長のプロセスにおける「心」を学びます。

●犯罪心理学
ミステリー小説やドラマ・映画などので「プロファイリング」や「サイコパス」といった言葉が有名になりました。
犯罪心理学は、臨床心理学の一部として扱われることが多いようですが、それに特化した書籍もたくさん出版されています。

●健康心理学
身体と同じように、心の健康も「メンタルヘルス」と呼んで、重要視されるようになりました。
健康心理学は、心の健康の維持や増進を研究対象とした心理学です。

セミナーや講演会に行く

上記でご紹介したように、「心理学」の中でも自分の興味のある分野がわかれば、その書籍を読み、さらにその著者等のセミナーや講演会で学ぶことができます。
会員制になっていたり、定期的に勉強会やワークショップも開かれています。

たとえば、大学で行われているようなセミナーは、比較的「基礎心理学」の内容が多く、座学が中心となっています。
ワークショップなどを行っているものは、「応用心理学」が多く、社会心理学のテーマに近いものが多いようですね。コーチングやマインドフルネス、対人コミュニケーション、ポジティブ心理学、自分に自信を持つ、など、テーマは様々です。

最近では、インターネット上でのセミナーや動画などもあり、気軽に視聴できるものもあります。お安く学べるものもあれば、非常に高価なセミナーもあります。目的や予算に合わせて受講してみるとよいでしょう。

大学で学ぶ

ほかの学問と同じように、心理学にも「基礎」と「応用」があります。
本格的に心理学を学ぶとなると、まずは「基礎心理学」から学ぶことになりますが、そうした学びの場としては「大学」があります。

上記で紹介した単発のセミナーは、誰でも受講できる市民セミナーやオープンキャンパスといった形でも開催されています。
より本格的に大学で学ぶ場合には、3つの方法があります。

●大学に入学する
いわゆる大学受験をして、「心理学部」や「心理学科」の正規の学生として入学する方法です。
基礎からきっちり学ぶことができますが、仕事を(一時的に)やめなければならないなど、ハードルは低くはありません。
通信制や夜間制などもあります。
すでに大学を卒業されている方であれば、大学によっては3年次からの編入試験にチャレンジすることもできます。
また、多くの大学では「科目履修制度」があります。正規の大学生ではないので単位等の取得はできませんが、生涯教育の1つとして社会人が大学生と同じ授業を受けることができます。

もっと本格的に学びたい方には、「大学院で学ぶ」という方法もあります。

●大学院に入学する
あまり知られていませんが、心理学科・心理学部の出身でなくても、心理系の大学院に進学することができます。必ずしも心理学部や心理学科を卒業していなくてもよいのです。
大学院試験は、「大卒」が受験要件となっていることがほとんどですが、短大や専門学校、高校が最終学歴であるなど、受験要件を満たさない場合には、事前審査を受けて合格することで、大学院入試にチャレンジできるようになります。

大学院の中でも「臨床心理士指定大学院」は、これから心理学のプロを目指す方のための大学院です。指定大学院を修了(卒業)することで、「臨床心理士資格試験」の受験資格を得ることができるからです。指定大学院は心理職への第一歩と言えるでしょう。大学院でも通信制など、社会人でも在籍可能なカリキュラムをもっている学校があります。

臨床心理士指定大学院についてはこちらの記事も参考にしてください。

臨床心理士指定大学院,第1種と第2種の違いは何?

通信講座で基礎を学ぶ


大学や大学院に通うのは現実的ではないけれど、書籍だけでは物足りない、もう少し積極的に学んでみたいという方にピッタリなのが、通信講座です。

  • カウンセラーになるためのスクールや定期的なセミナーに参加するのは少しハードルが高い
  • 心理職が向いているかどうか、まだ自信がない
  • 書籍を読んでも、専門的になると理解が不足しているように感じる

こうした方にオススメなのが、通信講座の「心理学入門講座」です。

自宅で勉強できる

大学1年生・2年生レベルの本格的な学びができる

臨床の場でも使われる「心理検査」を経験できる

心理学のレポートに挑戦できる

心理学の基本をきちんと学ぶことができます。
「書籍で学ぶ」「大学に行く」「心理職・カウンセラーを目指す」
どれを選ぶにせよ、まずは「基本」を学びたいという方にはピッタリの講座です。

Nさん
カウンセラーになりたいと思っていましたが、いきなりスクールに何十万円という金額を支払うのがためらわれました。本当に自分がカウンセラーに向いているかわからなかったし、心理学の基礎も学ばずに、いきなりカウンセラーを目指すことに不安を感じていたんです。この通信講座は「入門」とあり、まさに基礎をきちんと学ぶための通信講座でした。あらゆるジャンルが網羅されているので、初心者にはうってつけだったと思います。その中で「やっぱり私はカウンセリングをやってみたい!」と強く思うようになりました。
今は、せっかくなので臨床心理士を目指したいと考え、勉強中です。
Iさん
この講座は、入門講座だからといって甘く見てはいけないぐらい、充実した、しかも基礎から応用まで経験できる通信講座です。臨床心理士指定大学院の受験勉強の難易度を考えるのが少し怖いのも正直なところですが、前哨戦としてまさにピッタリです。終えてみれば楽しい、いやこのまま終わって欲しくない講座だと思います。
これから、臨床心理士への第一歩を踏み出そうと思います!
Kさん
今まで心理学に興味はあったものの、範囲が広すぎてどこからどう始めればいいのかわかりませんでした。色々探していましたが、どれも本格的なものばかりで初心者が始められる初歩的で、でも心理学の勉強もしっかりできるものを見つけるのは大変でした。そんな時四谷学院のホームページで心理学入門講座を見ました。本格的なものではなく、始めはかじる程度と思っていた私にとって、まずお値段が手頃だったのですぐとびつきました。
 


四谷学院ではサラリーマンの方、主婦の方など、様々な方が学んでいらっしゃいます。講座について詳しくはホームページをご覧ください。無料資料もお届けいたします。


>四谷学院通信講座 心理学入門講座

 

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