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高卒でも「臨床心理士」になれる!指定大学院に入学する方法は?

  公開日:2017/09/12
最終更新日:2024/03/11

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の夏目です。

「私は高卒ですが、臨床心理士になれますか?」
こんな質問をよくいただきます。

そこで今回は、高校を卒業された方が、臨床心理士になるための2つの方法をご紹介します。

臨床心理士指定大学院を受験するには

臨床心理士資格を受験するためには、臨床心理士指定大学院(以下、指定大学院)を修了しなければいけません。
つまり「指定大学院を受験する」ということが、臨床心理士への第一歩となるのです。

大学を卒業して受験資格を得る

大学院の受験資格は、一般的には「4年生の大学を卒業していること」です。そのため、高校を卒業した後、大学に入学・卒業することが必要となります。
既に働いていたり、家事・育児で忙しい場合には、時間的にかなり厳しいかもしれませんね。また、4年間学生をするという意味で金銭的にもハードルが高いと感じるかも知れません。

しかし、大丈夫です!

  • 心理学科・学部以外の専攻でもOKです。
  • 通信制の大学でもOKです。

いかがでしょうか?

仕事や家事をしながらでも自宅で勉強して通信制の大学を卒業することができます。その後、指定大学院に入学、そして「臨床心理士資格」を取得することができます。

短大や専門学校を卒業されている場合は、大学の学部編入(3年生からの編入)が可能な場合もあります。資格取得までの期間を短縮することができますね。

出願資格事前審査を受けて受験資格を得る

上でも書きましたが、大学院の受験資格は、一般的には「4年生の大学を卒業していること」です。しかし、実は4年制大学を卒業していない方でも出願する方法があるんです。

出願に先立って行われる「出願資格審査」をクリアすれば受験できます。
※すべての指定大学院で実施されているわけではありません。

「出願資格審査」は、「入学資格審査」などとも呼ばれることガありますが、大学を卒業した方と同等の学力を有しているということが認められれば、最終学歴が高卒であっても指定大学院に出願することができます。

具体的な審査方法については、これまでの学歴や職歴、あるいはお持ちの資格や業績・受賞暦、そのほか研究などの活動が総合的に審査されます。
論文を提出する必要がある場合も。

事前審査は出願期間の前に実施されます。実施状況などは志望大学院の入試課等へ問い合わせておきましょう。

大学院に入学後は?

大学院に入学後は、どのような経緯で入学したかはまったく関係ありません。
社会人枠や一般枠での入学など、入学ルートはさまざまですが、みなさん同じく机を並べて学ぶことになります。

2年もしくは3年で大学院を修了し、必要に応じて実務経験を積んだ後、「臨床心理士資格試験」に合格すれば、はれて「臨床心理士」と名乗ることができます。

四谷学院では、初めて心理学を学ぶ方でも、わかりやすい解説で複雑な概念も楽しく理解!
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