大阪府では、令和2年後期保育試験において「地域限定保育士試験」を実施します。
「通常試験」と「地域限定保育士試験」の同時実施は大阪府のみです。
地域限定保育士とは?
地域限定保育士とは、その名前の通り、受験して合格した地域に限定して保育士として働くことができるという資格です。
保育士試験は、都道府県ごとに実施されるのですが、
通常試験では、どこの都道府県で合格しても、日本全国で保育士として働くことができる「保育士資格」を取得することができます。
一方、地域限定試験では、合格した都道府県のみで保育士として働くことができる「地域限定保育士資格」の取得となります。
とはいえ、それは3年間限定です!その後は全国で使える保育士資格となります。地域限定試験は、令和2年は「大阪府」「神奈川県」の2か所で実施されます(2020/06/26時点)。
地域限定保育士試験については、以下の記事も参考になさってくださいね。
https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b/kanagawa-osaka/
大阪府 実施スケジュール
大阪府では、地域限定保育士試験の「筆記試験」を通常試験と同時に実施します。
その後、通常の実技試験の代わりに「保育実技講習会」を受講・修了することで資格を得ることができます。
筆記試験
令和2年10月24日(土)、25日(日)
通常試験を同じ
実技講習会
令和2年12月6日(日)~27日(日)のうち5日間(予定)
※保育実技講習会は、筆記試験の全科目に合格した方のみ受験できます。
※保育実技講習会の日程について、申請時に希望のコース等を選択します。
くわしくは、大阪府ホームページをご確認ください。
申請方法
通常試験と同様に、受験申請書を請求し、受験申請の際に「通常試験」「大阪府地域限定保育士試験」のどちらかを選択します。
受験申請書受付期間
令和2年7月2日(木)、20日(月) 当日消印有効
通常試験を同じ
四谷学院は地域限定試験を応援します!
大阪府では、保育人材確保のための新たな取組として、通常の試験に加えて「国家戦略特区制度」を活用した「地域限定保育士試験」を行っています。
国家戦略特区とは、地域限定でさまざまな規制を外し、新しい産業や雇用を生み出す政策です
保育士試験を受験される方の選択肢を増やし、多様な人材参入を促すだけでなく、保育士資格取得者を増加させ、保育人材不足の解消、ひいては待機児童の解消につながると考え、大阪府で実施されることとなりました。
「保育士になりたい!」「保育の現場で活躍したい!」という方々の希望をかなえ、待機児童問題の解消へ向けて、四谷学院は地域限定保育士試験を応援します。

このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
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