11月は児童虐待防止推進月間です

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こんにちは、四谷学院です。
四谷学院は、児童虐待防止 オレンジリボン運動に賛同しています。

子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

虐待のサイン

保護者による児童虐待が疑われる場合には、児童相談所などへすみやかに報告する義務が保育士にはあります。
虐待の兆候、虐待のサインを見逃さず、「虐待かな?」と思ったら、まずは相談しましょう。

【参考】京都府によるチェックリスト

世界の対策

児童虐待は、世界的にも重大な問題です。
児童虐待対策に最初に踏み出したのはアメリカです。1875年にニューヨーク市児童虐待防止協会が設立され、保護者や里親による虐待の発生に対応できるようにしました。
イギリスでは、1884年に全国児童虐待防止協会が設置され、1889年には「児童虐待防止法」が成立しました。

日本も含め、多くの国に虐待防止のための緊急電話回線(ホットライン)があります。イギリスは「チャイルドライン」と呼び、この番号を知らない子どもはいないほど浸透しています。
日本は「児童相談所全国共通ダイヤル」がこれにあたり、子どもたちや保護者のSOSの声を「いちはやく」キャッチするため、覚えやすいゴロあわせで「189」(いちはやく)が電話番号になっています。また通話料は無料です。

2021年児童虐待防止月間

2018年4月1日から2019年3月31日までに、厚生労働省が検証した虐待死した子どもは73人です。
昨年度の公表数65人を

上回ってしまうという結果

となりました。悪化していると言えるでしょう。
「子ども虐待」は、重大な問題であるにもかかわらず、日本において児童虐待は依然として厳しいものです。

特に、今年は「コロナ禍」という特殊な状況下にあります。
そのため、親も子どもも大きなストレスにさらされているために、今まで以上に、虐待やDV(配偶者暴力)のリスクの高まりが懸念されています。

さらに、コロナ感染予防という側面から、児童相談所や市区町村による家庭への訪問見守りといった活動が難しくなっています。
そのために、より一層、家庭内で起こっている「暴力」が外から見えにくくなっている、という指摘もあるそうです。

認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークの理事長である吉田恒雄さんは、以下のように呼び掛けています。

日頃からお付き合いのある近隣の方による、子どもと親への声掛けや見守りが、子ども自身や子育てに悩む親への支えになります。コロナ禍という困難な状況にある現在こそ、地域の力による子どもと子育てへの応援が、より一層の力を発揮する時です。子どもと親が安心して安全に毎日を送ることができるよう、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

試験対策を通して、児童虐待についての理解を深めよう
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