こんにちは、四谷学院の石田です。
実技試験は各科目50点満点です。
8割にあたり40点を超えると高得点といえるでしょう。
そこで、造形科目ではどんな作品が高得点かということをお話します。
高得点作品の特徴 ①楽しそうな絵
サラッと「楽しそうな絵」と書きましたが、どんな絵かイメージできますか?
試験課題は、保育士と子ども、つまり人物画です。
人物がどんな風にしていれば「楽しそうな絵」になると思いますか?
・笑っている
・元気がいい
・踊っている
・飛び跳ねている などなど
こんな感じでしょうか?
色々思いついたと思います。全部正解ですよ!
高得点作品の特徴 ②印象がよい絵
音楽・言語は個別試験。歌やお話を聞いてその場で採点がされます。
一方、造形は一斉試験です。完成した絵画作品はまとめて採点されます。
すると・・・
やっぱり「印象のよい絵」というのは有利になってくるのです。
では、「印象のよい絵」とはどんなでしょうか?
・明るい色合い
・たくさんの色が使われている。
・全体的にカラフル
・色が濃い などなど
簡単に言えば、
主役となる人物の色はググッと「濃く」塗ります。
ぜひ念をこめてグイグイ塗ってくださいね。
最大の壁 45分間の制限時間の攻略
ここで1つ問題が出てきます。
濃く塗るには時間が必要なのです。
試験には制限時間があります。私も毎回、試験情報を入手して、受験生の方と同じようにチャレンジしていますが、ギリギリです。同じテーマならば時短できますが、当日「初めまして」のお題では、なかなか30分を切ることは難しい。10年やってもそのレベルです。なので、「時短」というのも、受験生の皆さんにとって大きな課題となります。
手っ取り早く時短するには、色エンピツにお金をかけてください。それだけ。
非常に心苦しいのですが、ここをケチってはいけません。絶対に合格したいのであれば、よい色鉛筆を使うべきです。100均のはダメです。芯が硬く、着色が薄い、発色も悪い。よい色鉛筆は、着色がスピーディになり、かつ非常に映えます。
実際に四谷学院のスクーリングにいらして、講師の奨める色エンピツを試し、
「ええ~全然違う!!」と驚いて、
帰りに画材屋さんで色エンピツを買って帰る方、びっくりするほど多くいらっしゃいますよ。
「色えんぴつを準備する」としか、教えていない通信講座、スクールが多いと思いますが、ここは大いにこだわっていただきたいところです。
もしも、あなたがどうしてもあと5分が捻出できなかったり、あるいは、1枚描くと指がズキズキ痛くなることがあれば、色鉛筆でサクッと解決できる可能性が高いといえます。
「もっと早く早く知っていれば…」と後悔して欲しくありません。
ブログでは文字だけの説明なので、私もちょっと歯がゆいところがありますが、四谷学院のDVDで詳しく説明していますので、こちらもご覧くださいね。
ぜひ講義動画でお会いしましょう。ア、私は出ていません・・・
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、あなた専門のサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。保育士試験についての専門知識はもちろん、どうしたら迷いなく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。