こんにちは!四谷学院の野本です。
試験本番に備えて大切なことは、しっかりと学習して知識を身につけることですが、
せっかく努力して本番で正しい答えがわかってもマークミスがあれば水の泡ですね。
みなさんがそんな悔しい思いをせずに済むように、今回は添削課題でよく見かけるマークシートの記入方法の間違いをご紹介しつつ、注意点をお伝えします。
当たり前だ!と思っても一度目を通してみてくださいね。
これから添削課題を提出するよ!という受講生の方は、ぜひこの記事を参考に提出前に見直してみてくださいね。
既に提出した人も、確認のつもりで記事を読んでみてください。本番までに正しい記入方法をしっかりと身につけておきましょう!
問題用紙の表紙を確認してみよう
保育士試験の問題用紙の表紙には、
「解答用紙記入上の注意事項」として、以下の文章が掲載されています。
なんとなく読み飛ばしてしまうかもしれませんが、
添削課題の表紙にも、ほぼ同じことが書いてありますので、この機会にじっくり読んでみてください。
ここにある注意事項を守って記入しないと、せっかくの解答も正しく評価してもらえなくなってしまいます。
1と2は、受験番号や、名前の記入方法に関する注意ですね。解答用紙は機械で読み込むものですから、3にあるとおり汚したり折ったりすることも厳禁です。
そして、今回特に注意を促したいのは4~6の注意事項です。
実は、添削課題でもよくお見かけするミスなんですよ。
筆記用具は何を使う?
保育士試験の受験概要には、当日の持ち物(試験中机上に置けるもの)として
「受験票」「HB~Bの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム」「腕時計」と書いてあります。
さきほどご紹介した注意事項の4にも、「鉛筆またはシャープペンシル(HB~B)」と書いてありますね。
家で過去問題や添削課題に取り組むときにも、
本番で使う予定の鉛筆またはシャープペンシルを使って慣れておきましょう。
添削課題では、ときどきボールペンやフリクションペン(消えるボールペン)で
マークしている方もお見かけしますがこれはNGです!
大人になると、鉛筆やシャープペンシルを使う機会が減るのでお気持ちはわかるのですが、
必ず鉛筆かシャープペンシルを使ってくださいね。
ちなみに、試験中に鉛筆削りを使っていいことにはなっていますが、逐一試験監督員に申し出て了解をもらわなければ使うことができません。
試験中に芯が丸まったり折れたりしても困らないように、鉛筆は予備のものを何本か用意しておき、休み時間に削るとよいでしょう。
こんな間違いに要注意!
印がついていればいい?
試験問題の表紙には、「良い例」「悪い例」としてマークの仕方が例示されていますね。
濃く、はみださないように〇を塗りつぶす必要があります。
簡単に見えて、本番の緊張の中ではなかなか難しいものです。
外側から中心に向かってぐるぐると塗りつぶすときれいに塗れますよ!
添削課題用のマークシートも本番と同じ〇ですから、練習台として活用してくださいね。
マークシートのコピーを多めにとっておいて、過去問題を解くときにも、マークシートに解答するようにすると、
本番までには考えなくても塗れるくらいに上達していることでしょう。
ダブルマーク
これは、注意事項の以下の文章に相当するミスです。
「5 各問に対し、2つ以上マークした場合は不正解とする」
マークシートは、数字ばかり並んでいて見づらいですよね。
次の問題の答えを記入したつもりが、1つの問題に2つ答えを記入してしまい、
最後の最後に1問あまって「やってしまったー!」と気づいて1つずつずらしても時間切れ……( ;∀;)
そんなことにならないよう、問題番号の横にはマークが1つだけか、しっかり確認しましょう。
問題用紙で解答が終わった部分を隠しながら解いていくとミスを減らすことができるかもしれませんね!
消し残り
こちらは、「6 訂正する場合は、『消しゴム』であとが残らないように消すこと。」
に相当します。
当たり前じゃん!と思うかもしれませんが、けっこう多いんです。
答えを修正するときも、前の答えをしっかり消さなかったら、ダブルマークを大量生産することになってしまいます。
機械が読み取るのできれいに消えていないと正確に読み取ってもらえません。
答えを書き直すときには、前の答えはきれいに消してから記入しましょう。
よく消える消しゴムを使ってくださいね!
マークずれ
第2問の答えを記入したつもりだったのに、1行おいて第3問の解答欄に記入してしまった!これもわりとよくあるパターンです。
難しい問題だからあとで解こうと思って飛ばしたはずなのに、マークシートのほうは飛ばすのを忘れて
次の問題の答えを記入してしまったりすることもあるでしょう。
問題を飛ばすときには、問題用紙にわかりやすい目印をつけておきましょう。
万が一時間切れになったときにも無効にならずにすむように、飛ばす場合はマークシート上は自分の好きな数字をとりあえず塗りつぶしておくといいかもしれませんね。
決してマークシートの問題番号などにチェックはしないでください。
注意事項の3に「メモやチェック等の書き込みをしないこと」と書いてありますからね!
本番では、解答が早めに終わってもすぐに退席せず、上記の注意事項に沿ってチェックをしましょう。
解答が正しいかどうかも大切ですが、マークの仕方が正しいかどうかも同じくらい大切です。
うっかりマークミスで失点して不合格……ということがないように、今回の記事をもとにぜひご自身の解答と向き合ってみてくださいね。
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
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