こんにちは、四谷学院の野本です。
受験生につきものの「モチベーションの管理」について、コロナの影響もあり、なかなか試験勉強に100%心が向かないという受験生もいらっしゃるようです。
「しばらくやる気が出ません」
「自分が本当に保育士になりたいのか、わからなくなりました」
「やる気を出す方法を教えてください」
こうしたお悩みについて、今回は心理学の先生のアイデアを借りて、アドバイスします。お役に立てればうれしいです。
モチベーションには波がある
いつでもやる気満々、いつでも意欲にあふれている・・・というわけではありません。モチベーションには波があります。学習を重ねていくと、次第に思いが閉塞し、息詰まってしまうことがあります。それは誰にでも起こりうる自然な反応です。
この時、何が起こっているかというと・・・視野が狭くなり、思考が循環していることがよくあります。少し疲れ気味なのかもしれません。
昨今は新型コロナの影響もあり、「外出自粛」「制限」などと、ただでさえ閉塞感が強い毎日ですから、なおさらです。
そうしたときは、少し無駄に思えても、感染防止には留意しつつ、気晴らしをしたり好きなことをしていったんそこから間をとって、離れてみる、ということもあなたにとって役立ちます。
体験記が力になる
「保育士になってよかったことは?」と、保育士さんに聞いてみたり、体験記を読むのもやる気を出すきっかけになると思います。
ポイントとしては、「保育士になって悪かったこと」は見ないようにすることです。保育士さんだけでなく、どんな仕事にも苦難はつきものだと思いますので、そこだけ取り出して眺めるのは得策ではありません。とくに、モチベーションが低くなっているときには、悪い方に物事をとらえがちで、やる気のなさを正当化する方法を探してしまうこともあります。
学習を振り返ってみる
やる気を回復するために、今までの自分の学習を振り返ってみたり、そもそもどうして保育士になりたいと思ったのか回想してみるのもよいでしょう。
そして、最終的にどういうゴールをイメージできるのか?そういったところを俯瞰して考え直してみることも必要かもしれません。
保育士になる、保育士試験に合格するということ自体は単なる通過点なので、そこをゴールと思うとモチベーションが下がることもあり得ます。あなたが好きなことや大事にしたいこと、それらに注意を向けて、人生全体の方向性から考えてみるとよいかもしれません。目標は「合格」ですから、合格して得られるイイもの、よい面を積極的に見つけてみましょう。
ちなみに私は、自分の仕事が「誰かの役に立つこと」「誰かの人生の岐路に立ちあえること」を実感できるのが、やりがいとなっています。それがモチベーションを維持する要因かもしれません。私自身は保育という現場にはいませんが、その現場で保育士として活躍してくれる人材育成のサポートができるということは、大きな誇りです。
あなたは、保育士という仕事に、どんな思いをもっていますか?
少しずつでも前に進み続ける
モチベーションは、心理学とくに行動心理学で研修対象となっており、様々な理論があります。そこで最後に、心理学の先生からの言葉をシェアさせていただきます。
四谷学院では、がんばるあなたを応援します スケジュール管理、質問制度などの学習サポートのほか、最新情報のご提供も。担任の先生が付くので、どんな小さなことでも遠慮なくご質問、ご相談ください。心理学の理論では,やる気は目標と行動によって生じ,維持されます。
よりよいゴールをイメージし,今できる最小のことから始め,それができた自分を認め,ほめましょう。
大事なのは,進むも退くも,それはご自身が選択できることなのです。
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、あなた専門のサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。保育士試験についての専門知識はもちろん、どうしたら迷いなく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。