こんにちは、四谷学院の石田です。
実技試験は面接試験を兼ねている、とも言われていますね。
技術のチェックはもちろんですが、
「この人は保育士として大丈夫かな?」
「大切な子どもたちを任せられるかな?」
といった印象も、非常に重要となってきます。
そこで今回は、実技試験にふさわしい良い印象を与える服装について解説します。
目次
動画で解説!
解説動画も準備しました。こちらもご覧ください!
第一印象が大事!
「見た目が9割」「出会い3秒」
これは本当です。
実技試験の「言語」「音楽」はわずか4分足らずの短い時間で行われます。
姿勢よく元気に、堂々と入室して、よく聞こえる明るい声で
「よろしくお願いします!(笑顔がキラリ)」
コレはかなり最初の印象で得をします。
第一印象が良かった方に対しては、ちょっとしたミスがあっても
「すごく緊張しているんだな」
とプラスに受け取ってくれる可能性が、(わずかかもしれませんが)高くなるはずです。
試験官も“人間”です。「技術」を評価するといっても、どうしてもそこには「主観」が含まれます。
ということは、印象がよい人は、試験で有利ということなんです。
よい印象を与える服装
私も、試験会場の周辺に(偵察に?)行って、眺めたりもしますが
受験生の服装は、実にさまざまです。
面接という意味では「保育士としてふさわしいかどうか」をチェックされていると考えましょう。
では、どんな印象の保育士を「いい保育士だな」と思いますか?
ぜったいに外せないのは「笑顔」です。
ステキな笑顔で、得点アップを目指せます。
次に、表情とともに印象を決めるのが「服装」なんです。
具体的な服装は?
面接というと「スーツ」が定番ですね。
あるいは、保育士試験だから「エプロン、ジャージ」と思いつく方もいらっしゃるかもしれません。
服装に関する質問、毎年多くいただきます。
スーツでなくてかまいません。エプロンもいりませんよ。
「試験」とはいえ、歌ったりお話したりといった内容ですから、動きやすさは重要です。
とはいえ、あまりくだけすぎた格好はよろしくありません。
あなたの「保育士としてのポテンシャル」を印象付けるような服装がベストです。
これはやめて!避けるべき服装
・下着が見えそうなミニスカートなど、露出が大きい服装
・引っ掛かれそうな長いネイル
・ジャラジャラと音のする派手な装飾品
・顔が見えない前髪
これらはやめておきましょう。
たとえば、ジーンズは、いくらビンテージでもいくら高価でも、「価値がわからないヒトにとってはただの作業ズボン」なので、
避けたほうが無難です。
また、髪の毛が長い方は、せっかくの笑顔が暗く見えてしまいます。
服装を整えるとともに、髪の毛もきちんとしておくと、「保育士としての姿勢」が見えてよいでしょう。
おススメの服装
「受験生だし、面接だし・・・色は、黒、グレー、紺などがベスト?」
と聞かれることがありますが、私としては疑問です。
いわゆる「お受験」なら、鉄板なのでしょうけれど・・・「きちんとカジュアル」くらいで全く問題ありません。
スーツは△
もちろん、スーツでもかまいません。
特に男性の方は、スーツ率が高く感じました。きっと普段から着ていらっしゃるのでしょうね。
ただし、ピアノやギターなどは演奏しづらく感じるかもしれません。
特に普段スーツを着ない方は、緊張が必要以上に高まることも予想されますので、四谷学院としてはオススメいたしません。
きれいめカジュアル
自分のリラックスできるスタイルであることも大切です。
カジュアルな「シャツ+チノパン(スカート)」といった格好はオススメです。
ただし、ジーンズは少しカジュアルすぎるので、四谷学院としてはオススメいたしません。
あくまでも「きれいめ」のカジュアルというところがポイントです。
気持ちが盛り上がる服装・落ち着く服装
「そういうあなたは何を着ていったの?」ということになりますよね。
私は「きれいな桜色のブラウス」を着ていきました。
ちょっとフリルもついているかわいらしい感じのものです。
なぜコレを選んだかというと顔色がよく、明るい印象に見えるから。
元気そう、明るそうに見せたいと思ったからです。保育士にとって、とても重要な要素ですよね。
それに、そのブラウスは当時のお気に入りだったんです。無難に白いシャツという選択肢ももちろん考えました。
でも、私はあえて「きれいな色」で自分の「気持ちが上がる洋服」を選びました。
もし「グレーが落ち着く」という方ならば、グレーがベストでしょうし、私のように明るい色が好きならば、それも良いと思うのです。
実技試験の服装:まとめ
- 自分が一番リラックスできる
- だらしなく見えない
- 体温管理ができる
細かいところまで、気になることは解消しよう
筆記試験の合格を経て、いよいよ最後の難関!実技試験です。
服装、持ち物、入退室、あいさつの仕方、などなど細かいところまで色々気になりますよね?
こういった細かな質問をしやすように、四谷学院は「担任制度」をとっています。
受講生一人ひとりに、あなたらしさも大切にしつつ、
練習の成果を100%発揮してほしいからです。
いただいた質問には個別に、アドバイスするのはもちろんですが、ご質問が多かった内容はすぐに教材に反映しています。
たとえば、今回の服装を含め、試験会場でのあいさつの方法などは質問が多かったので、「入退室の動画」を公開しました。
さらに、受講生の希望にお答えする形で、「添削指導講座」も開講しました。
そのほかにも、試験会場の様子や、先輩の声などをたくさんお伝えしています。
あなたの不安をやる気に変えたいから、実技試験もしっかりサポートいたします。
実技試験対策について、詳しくはホームページをご覧ください。
オプション講座は、定員制です。自己採点後に、どうぞお早めにお手続きください。
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、あなた専門のサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。保育士試験についての専門知識はもちろん、どうしたら迷いなく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。