保育実技 やるとやらないとでは大違い!試験1週間前にやるべきこと【音楽編】

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こんにちは、四谷学院の石田です。

保育士試験の最終関門、「実技試験」。筆記試験よりもドッキドキ。緊張の試験です。そういった不安もあって、「直前期は何をやるべきですか?」というご質問を多くいただきます。

そこで・・・これはやっとこう!という内容をまとめました。今回は「音楽」です。1週間でもできることを集めてありますので、ぜひチェックしてくださいね。

以下の記事もあわせてチェックしておいてください!


https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b/exam-points-three/

楽譜の準備

当日は、「楽譜の持込み」が認められています。これまでともにがんばってきた「相棒」ともいえる、楽譜。忘れずにもっていきましょう。

そして・・・・楽譜は、台紙に貼りましょう。
空調の風が吹いて「ぴら~~ん」と落ちてしまうかもしれません。厚紙などの台紙にのりで貼り付けることをオススメします。
楽譜を、厚手のクリアファイルに入れてお持ちになる方もいますが・・・光が反射してしまって、楽譜が見えにくいこともあるんです。ですから、クリアファイルには入れず、紙の台紙に貼り付けることをおススメしています。
楽譜冊子を使っている方は、以下の2つのいずれかの対策をしておきましょう。

(1)コピーして台紙に貼る
(2)めくれないようにクリップで留める

よくある質問:楽譜をチェックされる?

これまでの試験においては、受験生の楽譜はチェックされません。「楽譜に書き込みがあると減点される」というのは都市伝説と考えてよいでしょう。

・「気をつけるポイント」が書き込んである
   例:「ゆっくりと」「息つぎ!」など
・演奏コードごとに色分け
・笑顔が出るように家族の写真を貼った、イラストを描いた
・練習しすぎでボロボロ

こんな楽譜でもまったく問題はありません!むしろ「よく工夫しているな」「たくさん練習したんだろうな」と好感を持たれるくらいだと思いますよ。

何はさておき、「大切な楽譜を絶対に忘れない」ように、前日の荷づくりの際には十分気をつけましょう。

イス・譜面台のベストの位置を覚えておく

自宅で練習する際に「ベストの姿勢」を最終チェックしましょう。
高さはこのくらい、距離はこのくらい・・・と体感を意識してみましょう。「距離は握りこぶし2個分、足の角度は90度」など、具体的なイメージを持っておくと、当日、できるだけ練習と近い姿勢で歌えますよ。

チェックポイント(ピアノの場合)
1)腕の角度
2)鍵盤との距離
3)ひざの高さ
入室して、あいさつをし、荷物を置いたら、必ずイスを調整してください。
前の人が調整したままになっていますので、自分に合わせて直します。

1-2分かかってもまったく気にすることはありませんので、マイペースにイスのチェックを行いましょう。
おかしな姿勢で弾いたために、いつもはしないミスを連発・・・となったら、後悔してもしきれませんからね。あわてる必要はありません。

よくある質問:グランドピアノで弾くことになったら?

普段の練習と変わりません。大丈夫です。
「グランドピアノで弾くこともあるかもしれない」という心の準備だけしておきましょう。

グランドピアノを弾くことになった場合には、弾き始める前に譜面の距離もチェックしてくださいね。譜面台が遠いと、楽譜が見えにくいかもしれません。楽譜を大きめにコピーしておく対策が必要です。
譜面台はスライド式なので近寄せることも可能です。譜面台の調整が分からないときには、試験監督に「譜面台を動かせますか?」と聞けばOKです。

よくある質問:発声練習はできるの?

「受験の手引き」にも記載のとおり、試験会場では発声練習ができません。
そこで、特に「音楽」「言語」の2分野を受験する場合には、自宅で発声練習をしてから出発してください。
ガイダンス後、いきなり試験!という可能性があります。(試験自体も短いので、トップバッターでなくても「いきなり」という感じになりますよ。)

試験1週間前からは、普段の練習も「午前中」にシフト!
お仕事がある方も、朝ごはん前に1曲歌っておきましょう。朝の自分のノド、声の様子を把握して、試験でベストが尽くせるように万端にしておきましょうね。

うがい・手洗い・十分な睡眠

実技試験は一発勝負。心身ともにベストにして試験に臨みましょう。

特に「歌唱」のためには、ノドが大切です。うがい・手洗いを徹底して、直前期は大事にしてあげてください。外出時にはマスク必携です。

【参考】
当日の持ち物【実技試験・編】
https://yotsuyagakuin-tsushin.com/b/jitsugimochimono-list/

万が一、忘れ物があっても、落ち着いて行動をしましょう。
受験票など、「絶対に忘れてはいけないもの」を忘れてしまったり落としてしまった場合でも、何とかなります。試験会場には「本部」が設置されていますので、すぐに問合せに行きましょう。

四谷学院では、実技試験対策にも力を入れています。
あなたの合格を応援します!