こんにちは、四谷学院の野本です。
今日は、おうち時間を勉強して過ごしているあなたに「保育原理」科目からクイズを出します!
四谷学院の教材演習トレーニングで、受講生からよくご質問いただく内容をもとに作成した問題です。
よければ、一緒に考えてみてください。
問題「幼保連携認定こども園」はどんな施設?
さあ、どちらが答えか考えられましたか?
正解は……
○です!
この一文「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」すなわち「認定こども園法」からとってきているのですが、よくご質問をいただきます。
対象年齢は何歳から?
そのご質問内容というのが、
「あれ? 幼保連携型認定こども園の対象はゼロ才からじゃなかったの?」
「なぜ満3歳以上なの?」
というものです。
同じように疑問に思ったあなたは、幼保連携型認定こども園は、「満3歳以上の子どもに対する教育と保育」を必要とする…という捉え方をされたのではないでしょうか。
これ、長い本文ですが、以下のように区切られるのです。
「幼保連携型認定こども園は、<義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとしての満3歳以上の子どもに対する教育>と<保育を必要とする子どもに対する保育>を一体的に行う施設である。」
要は、「幼稚園で行う教育」と「保育所で行う保育」を「一体的に」行うと言っています。
区切って読んでみよう
区切る場所を変えればすっきりするのがおわかりいただけるではないでしょうか。
後半の<保育を必要とする子ども>の中に、0歳から就学前の子どもすべてが含まれるのです。
つまり、幼保連携型認定こども園は、
(2)保育を必要とする子どもに対する保育
法令は、一見わかりにくいものも多いですが、音読したり何度も触れ合ったりして慣れていきましょう。
その際は
「自分はこう思うのだけど、なんでこれが答えなの?」
と聞いていただけるとより具体的な回答を差し上げられますよ! 四谷学院 受講生専用ページ
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、あなた専門のサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。保育士試験についての専門知識はもちろん、どうしたら迷いなく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。