こんにちは。四谷学院の野本です。
保育士さんのキャリアアップ、あるいはスキルアップのためには、「保育士資格」のほかにもう一つ別の資格を取得することが、大きな武器になるでしょう。
では、保育士さんにはどんな資格が有効なのか、おすすめの資格はズバリ、発達支援に関わる資格です。
現場では「増えている」という実感
自閉症・広汎性発達障害・学習障害・注意欠陥多動性障害といった特別な配慮が必要な子どもたちの割合は、公立小中学校において約6.5%と言われています。発達障害などの診断がないものの、発達が気になる子どもはもっと多いと予想できます。実際、現場で活躍する保育士さんからも「近年、発達が気になる子どもが増えてきている」「支援の難しさを感じる」といった声も寄せられています。
また、近年ニーズが急増している児童発達支援施設や放課後等デイサービス。こうした施設で働くのも保育士さんです。
「保育」のプロであっても、「発達支援」「療育」のプロではないことから、専門的な知識を持った支援者・指導者が求められています。
資格を選ぶ際の注意点
「発達支援」に関する資格は複数ありますが、保育士として働きながら、プラスαで学ぶとしたら通信講座がおススメです。
ちょっとした空き時間や通勤時間などを使って、効率よく学習できて、かつ「資格」として学びが形として残るものは、モチベーションも保ちやすく、自信にもつながります。
実は、書籍で学ぼうとして挫折してしまうケースは少なくないんです。また、セミナーなど1日で取得できてしまう資格はあまり役に立ちません。誰でも簡単に取得できる資格では、価値はそれほど期待できません。
また、簡単すぎる内容のものもお勧めしません。支援者・指導者として活躍するためにも、初めての学習であってもある程度の専門性のある講座で学び、資格を取得することが今後の保育スキルアップに直結するでしょう。
保育士さんの声
保育士試験に合格して資格を取得した保育士さんたちは、どんな思いを持っているか、気になると思います。現場で活躍する保育士さんからの生の声を紹介しましょう。
一般企業に務め、子育ても経験した後、保育士資格を取得しました。現在保育士歴2年目です。試行錯誤の日々で、自身の力不足を感じる毎日です。子どもたちにより良い援助ができるよう、勉強していきたいです。
放課後等デイサービスで働き8年目、保育士資格も取り、働く中、子どもとの関わりで経験は積んでいても、もっと冷静に判断し、一人ひとりに合った支援を深めたい。子ども達が社会に出た時に生きやすい心を育みたい。誰からも可愛がられる人間になってほしいと願って働いています。しかし、知識が足りないと実感。勉強をしたいと思いお金を貯め、やっと申し込みができます。長い間受講したかったので、必ず最後まで達成させたいと思います。
保育園で保育補助のパートをしながら3年間でやっと保育士資格を取りました。毎日同じ子供さんに同じ注意をしてしまいます。職員の先生の様に研修に参加する事が出来ないのでこの講座で学び、子供さんの心の成長につながる声かけが出来る様になりたいです。
社会人になり、将来のことを考え、生涯できる仕事をと思い、保育士資格を取り、現在は保育士として働いています。発達障害児に関わる機会も多く、今後も仕事をして行く上で必要な学びであると思っています。しっかり勉強したいです。
私は50代で保育士資格を取得し、現在地元の保育園でパート勤務をして5年目になります。同時に自宅でピアノ教室を開き30数年続けています。保育園では気持ちの切り替えが出来ず活動に入れないお子さんや、ピアノ教室では新しい曲に挑戦出来ない、進度がゆっくりなお子さんなど、それぞれの個性を考慮した対応を求められる場面が増えています。この講座を通して少しでも子ども達の成長の助けが出来ればと思っています。
パートタイムで保育園で働く四年目の保育士です。次男の子育て中に独学で保育士資格を取得しました。今は0から5歳児クラスの補助としてフリーの立場で現場に携わっています。配慮が必要と思われるお子さんが主体となって育つ支援の確かな知識をこの講座を通して学びたいと思います。
認定こども園で要配慮児の担当者として働き始めて1年過ぎたばかりです。保育士資格を取得したばかりでもあり、知識・経験ともに足らず、自信をつけていきたいです。
昨年保育士資格を取得しました。新しい職場で発達支援に取り組みたいと思いました。
以前保育補助で発達障害の子と接する機会がありました。もっと知識を増やして理解を深めればうまく関わることができたのではと思い、保育士資格取得をきっかけに、今回受講を決めました。
保育士試験を一発合格しました。保育補助として働いている時に保育士の方々の発達障害児に対する接し方に疑問がありました。今の保育園を辞めて転職する際に保育士資格だけでなく、以前から興味があり、必要性を感じていた発達障害児への対応を学び資格を取得します!
四谷学院で、保育士資格を取得できました。今後の仕事や育児支援に役立てられるよう、さらに知識を深めていきたいです。
保育補助として10年勤め、最近保育士資格を取得しました。今までたくさんのお子様をみてきましたが今後はこちらで得た知識を役立たせ、これからも引き出しを増やしていきたいと思います!
子ども達の個性が生かせる社会になるように応援したい。保育士資格も四谷学院通信講座にて取得したのでスキルアップも兼ねて頑張ります。
保育士資格にチャレンジし保育園で働き始めました。グレーゾーンの現実問題に直面し、その特性の知識や具体的な対応方法を学ぶ必要性を感じました。新米保育士でもできる限りクオリティの高い関わり、また集団活動の中でも、一人一人の特性に寄り添った関わりができるように新たな学びにチャレンジしたいと思います。
これから保育士を目指す方も勉強中!
せっかく保育士資格も取るなら,幅広く色んな個性の子ども達の成長を見守りたい!と思い発達障害児支援士資格とダブル受講を決意しました。机上の理論だけですべてを理解するのは難しいことは承知しています。でもきっと,引き出しと中身は多い方がいい!そう信じて頑張ります。今年中にダブル合格を目指します。
保育士として働くのはもう少し先になりそうなので、子ども達が自信を持って成長できるように!今のうちに学びを深めたいです。
現在、デイサービスで働いています。保育士資格と併せて取得をめざしています。子どもたちに寄り添い、適切な支援ができるようにスキルを身に付けたいと思っています。
現在保育士資格に挑戦中の身ではありますが、どうせやるならこの際まとめて勉強してW資格ゲットしちゃうつもりで頑張ります!
我が子が発達障害児だと診断を受けたのを機に、保育士資格取得と併用して学ぼうと思いました。
小学校の支援員を経験し、発達障害についてもっと深く勉強してみたいと以前より考えておりました。現在チャレンジ中の保育士資格と並行して、学んでいきたいと思っております。
保育士が取得するのにおすすめの資格「発達障害児支援士」とは~まとめ
発達障害児支援について学ぶことは、あなたのキャリアアップだけにとどまらず、多くのお子さん、そしてご家庭を笑顔にすることができる第一歩となります。
子どもに関わるプロとして学ぶのであれば、発達支援は今大注目です。
このブログは、四谷学院の保育士講座スタッフが書いています。
四谷学院は通信講座ですが、あなた専門のサポートスタッフ『担任の先生』がつくようになっています。それが、私たちです。保育士試験についての専門知識はもちろん、どうしたら迷いなく勉強できるか日々考えているプロフェッショナル集団です。