音楽の課題曲 伴奏は簡単すぎるくらいがいい!?

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こんにちは、四谷学院の野本です。

四谷学院のオリジナル伴奏付き楽譜を見て
「あれれ??カンタンすぎません??」
というご感想をいただくことがあります。
四谷学院では、あ・え・て カンタンな伴奏をつけています。

この記事では、その理由とともに、音楽の合格ポイントを解説します。

歌が一番大事

音楽の試験でもっとも大切なのが「歌唱」です。これは、ピアノの方も、ギターの方も同じ。
試験において、ピアノで複雑な伴奏を付けることは求められていません。

ギターについては、「楽譜のコードを尊重して伴奏をつける」という指示があります。だから、ピアノの伴奏もそのレベルでまったく問題ないわけです。

むしろ、伴奏の難易度を上げることで歌唱がおろそかになるおそれがあります。そんな危険を冒してはいけません。

伴奏は歌の引き立て役

子どもたちは、ピアノやギターの伴奏がなくても、元気に楽しく歌うことはもちろんできますね。
ピアノやギターは、歌の引き立て役です。
あなたの明るく楽しい歌声が何よりも大事なのです。

「私は子どもの頃から10年くらいピアノを習っていました」
「ある程度の演奏はできます。」
という方は、その分、歌唱に練習時間を使えると思ってください。
伴奏の難易度を上げたり、アレンジに時間をかける必要はないんです。

歌唱重視の実例

いくつか、実例をあげましょう。

ピアノに自信があったが点数は伸び悩んだAさん
伴奏だけなら、まちがいなく満点、というセミプロレベルの方。
音楽の点数にも期待していましたが、それほど高くありませんでした。

 

伴奏が途中でストップ、しかし歌い続けたBさん
途中でピアノの手が完全に止まってしまいました。歌だけは止まらずに、最後までいけました。
結果・・・得点に余裕をもって合格できました!

 

「受験の手引き」にも掲載されていますが、「保育士にとって必要な技術」とはピアノの先生の必要な技術とは異なります。
もちろんピアノが弾けるに越したことはありませんが、必要以上に伴奏の難易度を上げないというのが、試験に合格するための大きなポイントです。

まとめ

伴奏がカンタンなら、歌にも余裕がでてきますから、笑顔だって自然とでてきます。
まっすぐ前を見て堂々と歌えますよね?
伴奏が難しいと指に意識が集中して、姿勢も悪くなりがちなので、試験用の楽譜としては適切ではありません。
「歌いやすい楽譜」を選びましょう。

四谷学院の実技試験対策講座では、試験用の課題曲楽譜を提供。歌唱・伴奏の合格ポイント指導付き。模範動画もあるから、自宅で練習しやすくなっています。初心者向けに楽譜には「指番号」もついていて安心です。くわしくは、ホームページでご確認ください。

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