こんにちは、四谷学院です。
このページでは「統計的研究法」ついて解説します。
心はどうやって測定するのか?
心というとらえどころのないものを、客観的に測定するには、どうすればいいでしょうか?
「ビルの高さ」であれば、10メートルとか100メートルなど、客観的に表現することができます。
「暑い」「寒い」であれば、温度計で「今○○度だ」と数字を出せるでしょう。
一方、「本のおもしろさ」といった内面に関する事柄は、「すっごく感動した」「あなたは好きだと思う」など主観的な表現になりがちです。
しかし、たとえば「本のおもしろさ」を、「100万部売れた」「20個の雑誌で紹介された」「レビューが200件ある」「映画化された」などと表現すれば、客観性が出てくるのではないでしょうか。
統計的研究法とは?
心理学の研究の場、特に調査研究や実験研究では、データにもとづいた手法として、「統計的研究法」が採用されています。
まず資料を集計して、パーセンテージや平均値、相関、その他のさまざまな統計的分析を行うことで、より科学的・客観的な視点からの測定が可能になります。
心理学科は、大学では「文系」に割り振られること多いのですが、実は実験や統計など、「理系」の分野なんですよ。
通信講座で、臨床心理士を目指す!
四谷学院では、トータルな入試対策に向けてバックアップができる通信講座をご準備しております。
詳しくは、ホームページをご覧ください。