前の記事 » 
次の記事 » 

字源(字母)を知れば、カタカナ・ひらがなが違って見えてくる!

  公開日:2017/09/18
最終更新日:2019/09/03

※この記事は約5分で読めます。

こんにちは、四谷学院の後藤です。

みなさんもご存知のように、日本に中国から「漢字」が伝わり、そこから「ひらがな」や「カタカナ」が生まれました。
ですから、ひらがなやカタカナにはそれぞれ元になった漢字があります。

今日は、元となった漢字、つまり「字源・字母」について、この記事では解説します。

ひらがなの由来

元になった字のことを、「字源」もしくは「字母(じぼ)」と呼びます。この記事では「字母」という言い方をしますね。

さて、字母には色々なパターンがあります。
漢字の一部が残ったタイプ、漢字を省略するタイプ、漢字を省略したひらがながさらに変形してカタカナになるなど・・・
カタカナ、ひらがなの歴史は非常に長いですから、はっきりしたことが分からない部分もあり、字母には諸説あります。

ひらがなの「あ」行はこんな感じです。
岡田先生に「漢字」から「ひらなが」の変遷を筆で書いていただきました。

「い」って省略しすぎじゃ・・・なんて思ってしまいます。
また「お」もちょっと不思議かもしれませんね。
個人的には「え」の崩し方がものすごくカッコイイ!と興奮します。

カタカナ・ひらがなの由来

カタカナについても、いくつか紹介しましょう。
カタカナは「片仮名」と書くだけあって、漢字の一部(片っぽ)が採用されているケースが多く、イメージがしやすいですね。

「ア」の字母

「ア」の字母は、「阿」です。
“へん”の部分だけが残ったタイプです。

「ツ」の字母

「ツ」は「川」が字母です。
ササーッと省略して書いたタイプです。

「チ」「ハ」の字母

チは「千」、ハは「八」。
ほとんどそのままの字もありますね。

「キ」の字母

「キ」については、「幾」の草体の変形だ、いやいやひらがな「き」の変形だ、いやいや「機」の一部だ・・・などなど色々です。

字母を知るメリット

もとの字を知っていれば、正しいカタカナ・ひらがなの形がイメージしやすくなります。

たとえば・・・「は」と「ほ」の「結び」の違いもはっきり分かります。
※「結び」とは、クルッと丸める部分のことを言います。

「は」の字母は「波」です。結びは、平たく書きますよ。
「ほ」の字母は「保」です。結びは、▽三角形に書きますよ。

活字(印刷文字)では同じ「結び」ですが、手書きでは違った形になりますよ。
せっかく勉強するならば、正しい日本の文字を書けるようになりたいものですね。

最後は「はらう」→ 結びの形は平たい
最後は「はねる」→ 結びの形は三角形

このように覚えましょう。

夏休みの自由研究にも!
「字源を調べたい!」というお子様の夏休みの自由研究として、この記事を参考にしてくださったという、保護者様からのコメントをいただきました。
ひらがな・カタカナ、大人にとっても、そして子どもにとっても身近な文字です。字源を知ったら、きっと誰かに教えてあげたくなりますよね。教えてもらった方も「へえ!」と関心を持ってくれると思います。

とっても嬉しいコメントでした!ありがとうございました!

字源とリズムで基本を身につける

四谷学院のボールペン字講座・筆ペン字では、字母・字源表を「手書き」で提供しています。
「学習の手引き」に五十音表として掲載されているので、テキストの練習がひと通り終わった後でも、折にふれ、眺めていただくとよいでしょう。

筆ペン字講座では、上でご紹介した「平仮名の字母」について、岡田先生の流れるような書き振りを動画でご確認いただけます。
リズムで学んで上達できますよ!

 あなたの字がみるみる美しく! 

通信講座できれいな字を身につけましょう。
ひらがな・カタカナがきれいに書けると、あなたの字の印象がガラリと変わります。
詳しくは、ホームページをご覧ください。

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

  文化・教養を知る  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはお電話(0120-428022)、またはホームページから承っております。

このページの先頭へ