こんにちは、四谷学院です。
このページでは「精神分析の歴史」について解説します。
精神分析の創始
精神分析の歴史は、フロイトからはじまりました。
「自我と超自我」をはじめとして、彼の提唱した概念は有名なものも多いですね。
精神分析の発展
精神分析の祖であるフロイトの弟子や共同研究者には、ユングやアドラーがいました。
彼らは次第にフロイトとは異なった考え方を持つようになり、それぞれの理論を確立しました。
ユングの心理学は分析心理学、アドラーの心理学は個人心理学と呼ばれています。
フロイト心理学のその後
フロイトの心理学をより忠実に受け継いだのは、フロイトの娘であるアンナ・フロイトです。
アンナ・フロイトが発展させた精神分析の理論は、自我心理学と呼ばれています。
そしてメラニー・クラインが精神分析を発展させる中で新しい方法を生み出したのが、対象関係論です。
ウィニコットも対象関係論をベースにしています。
精神分析の学派
精神分析とは狭義にはフロイト理論のみを指しますが、広義にはフロイトの理論の流れをくんだ様々な分派の総称です。
そのため、どこまで精神分析と呼ぶかは考え方によって異なります。
先述した学派のほかにも、さらに多くの学派が存在しているため、非常に多様化をしているのです。
多様な心のとらえ方を知ることができるのが、心理学を学ぶ醍醐味のひとつと言えるでしょう。
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