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こんにちは、四谷学院の夏目です。

カウンセラーというお仕事、今ではすっかり浸透している印象です。
ソニー生命保険株式会社が行った調査によると、「将来なりたい職業」では、女子高校生第7位に「カウンセラーや臨床心理士」がランクインしています。

人気の職業であるカウンセラー・臨床心理士ですが、どんな方に向いているのでしょうか?

思いやりの心があり、親切

「人の役に立ちたい」と思う方が、カウンセラーには向いているでしょう。
普段の生活でも「聞き上手」な方がいますが、ただ黙って悩みを聞いてもらうだけでも、ずいぶん気持ちが楽になりますよね。
落ち着いて、相手の心に寄り添うことができるのはカウンセラーとして必要な資質です。

また、カウンセリングスキルは、相槌の仕方や質問もの仕方なども含まれます。ちょっとしたことでも「話しやすい」と感じますから、思いやりがあって親切な方であれば、言葉の選び方や表情1つとっても、「ただスキルを学んだ人」とは全く異なる印象を与えることでしょう。

カウンセリングは決して儲かるような仕事ではありませんから、「他人のために何かしたい」という使命感をもつ方こそ、楽しんでお仕事を続けていけるのではないでしょうか。

自分自身あるいは家族が強い悩みを抱えていた

自分自身あるいは家族の悩みをきっかけとして、臨床心理士を目指す方は少なくありません。大学院の志望理由書などに、熱い思いを書いてくださる方もいらっしゃいます。
その時どな気持ちだったか、どんなに風に接してもらいたかったか、あるいはどんなことがつらかったのか・・・

ご自身の悩みやご家族の悩みは、人それぞれです。
こういう時にはこうするのが正解、ということではありません。

それでも、「痛み」を知っている人は、他人にもやさしくなれるものです。
また、自分が乗り越えられたことで「希望」を信じることができます。

カウンセリングの後に「私は受け入れてもらった」「癒された」「大丈夫かもしれないと思えた」など、前向きな気持ちになれると素敵ですね。

人が好き

まれに「他人に興味がありません」という方がいらっしゃいますよね。カウンセラーに向くタイプは、まさにこの逆です。
人が好きで、興味がある、不思議に思う、もっと知りたいと思う・・・そんな方がカウンセラーにはふさわしいといえるでしょう。

カウンセリングは決して一方的なものではなく、互いに一緒になって進んでいくことが大切だからです。

カウンセリングは「心の病気」に、今まさにかかっている人が行くところ・・・という誤解がありますが、「心の病気」にならないようにケアするのもカウンセリングの大事な役割です。
このままでいたら病気になってしまう、誰かに話を聴いてほしい、話したことで心が軽くなった、考えていることが整理できた、自分の考え方の傾向やクセがわかった・・・などなど。
身体と同じように自分の心もケアできる、その方法を一緒に考えることも、カウンセラーの仕事です。

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