前の記事 » 
次の記事 » 

絵が上手な人は字もうまい?「字の形」をとらえるということ

  公開日:2017/10/17
最終更新日:2024/03/05

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院の土田です。

絵の上手な方や、アートセンスが高い方は、字もうまいと思いませんか?
あるいは「読みやすい!」を感じたことはありませんか?

今日は「絵のうまさ」と「字のうまさ」についてお話します。

マンガ家にとって「字は絵」

私は昔、マンガ家のアシスタントのようなことをしていたことがあります。
そのときに思ったのが、
「マンガ家さんは、絵だけじゃなく字も上手だな!!」
ということなんです。

もちろん、書家の先生のような流麗で達筆なわけではありません。
しかし、非常に読みやすい字を書く方が、マンガ家さんには多いと思います。

何より、まっすぐ書くことができるんです。
これは、字を絵のように書くからだと思うんです。

まっすぐ書くことは難しい

まっすぐ書いているつもりでも、行が曲がってしまうこと、よくありますよね?
真っ白なハガキに書くときに、下書きは欠かせません。

マンガ家の場合「まっすぐの線」とか「円」を描く練習をしています。
だから、まっすぐに字を書くことなど造作ないことなんです。

当然、まっすぐに書いてある文章は「キレイ」に見えます。
曲がっている字よりも、ずっと印象がよくなるわけですね。

字の形をよく知っている

字の輪郭を書けますか?
たとえば、「ジャーン!」という字なら、こんな風に描きます。

字の枠を書いていくわけですね。
「シ」とか「-」など単純な字なら、そんなに大変ではありません。しかし、「あ」とかは、結構大変。漢字はもっと大変!実際に描いてみるとその難しさが実感できると思います。

マンガ家の人は日常的にこれらを描いているので、字の構造やバランスがとてもよく分かっているのです。
サラサラーッとあっという間に書いていて、すごく不思議に感じたものです。

※私は・・・「ヤ」も失敗しました。難しいです。

お手本をよく見ることが上達の近道

マンガ家さんの例を挙げましたが、芸術・アートに関わる方は、目がいいのです。
良いものを、よく見ています。

ペン字で上達するために、「何度も書く」よりも、「よーく見て、ていねいに書く」のが大事というのはとてもよくわかる理屈です。

あなたがもし「上達したい!」と思うのならば、ぜひお手本をよく見てくださいね。
バランスはもちろん、全体の形、「とめ」「はね」「はらい」に特に注目しましょう。

 あなたの字がみるみる美しく! 

通信講座できれいな字を身につけましょう。四谷学院では「手本」のポイントをテキストにくわしく明記!
詳しくは、ホームページをご覧ください。

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

  ペン字上達のコツ ペン字学習者のお悩み解決  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはお電話(0120-428022)、またはホームページから承っております。

このページの先頭へ