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こども環境管理士試験対策!絶対に押さえておきたい3つのポイント

  公開日:2018/10/22
最終更新日:2019/07/04

※この記事は約3分で読めます。

こんにちは、四谷学院のこども環境管理士、林田です。

四谷学院の受講生から、いろいろな質問をいただきます。
今回はこども環境管理士試験合格のための「学習のコツ」を3つご紹介します。

知識と理解!

試験に合格するためにはある程度の知識が必要なのですが、試験では知識だけではなくて、理解を試す問題も出題されています。
知識を暗記するだけではなくて、現場で使える「知恵」にするためにも、理解の前提となる事項をしっかり確認することが大切なのです。

そこで、前提となる事項をしっかりと確認することをお勧めします。

1.自然とは何か?

ある地域の自然はそこだけのオリジナルであり、全く同じものは世界中どこを探してもないということです。
自然を理解するうえで、これはとても大切なことです。

たとえば、自然の基盤である土壌は、気候の影響を受けるます。
同じ日本でも亜寒帯の北海道の土壌と沖縄の土壌では、色や性質が大きく異なります。

この理解があれば、よその地域にいるめだかなどは放流してはいけない、ということもよくわかります。
地域によって人々の文化が違うように、唯一無二の自然がそこにはあります。

2.自然の基盤は何か?

自然は5つの要素から成り立ちます。

(1)太陽光
(2)土壌
(3)水
(4)大気
(5)野生の生きもの

特に押さえておきたいことは、野生の生きものは、他の4つの構成要素(太陽光、土壌、水、大気)を土台として生きているということです。
昔からその地域で生息していた生き物を調べることで、今の地域の自然生態系の状態が健全かどうかを、ある程推測することができます。

そして、生物多様性には、①種、②生態系、③遺伝子の3つのレベルの多様性があり、それぞれの保全が必要とされています。

3.多様性とは何か?

多様性を考えるときに、生態系ピラミッドは重要です。
陸上や海など、その場所によって、生態系ピラミッドがそれぞれ成立します。
また、地域によって生息する野生の生き物が異なれば、もちろん生態系ピラミッドの構成者も異なります。

特に昨今では、「多様性」はさまざまな分野でも注目されるキーワードです。
ただ「いろいろある」ではない、含蓄のある言葉ですね。

生物多様性については、環境省が特設ページも作成しています。
ぜひ学習の合間にチェックしてみてくださいね。

▼みんなで学ぶ、守る 生物多様性(環境省)
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/

子どもたちに、すばらしい自然を残していきたいと考える、すべての方に。

四谷学院の「こども環境管理士講座」にじゅうまるプロジェクトの登録講座です。

 

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