こんにちは、四谷学院の林田です。
新しい1年。何か新しいチャレンジを始めたい!と思いませんか?
やる気のある今だからこそ、スタートに最適な時期です。
では何を始めるか?
色々ありますが・・・せっかくだから形に残るものがいいですよね。
そう!「資格」です。
資格はあなたの評価に直結します
保育園や幼稚園で働く方にとっての「キャリアアップ」とは何でしょう?
保育や教育のスキルアップ?
コミュニケーション力のアップ?
それとも、経験値が増えること?
いずれも「園にとって必要な人材になること」と言えるかと思います。
しかし、残念ながら指導者としての評価は
「とてもいい先生ですよ!」
「非常に頼りになりますよ!」
といった主観的な褒め言葉だけのことも多いのです。
指導者として高い意識を持ち、知識と経験に優れていることを示すためには客観的な評価がほしいですよね。
あなたのスキルの高さや知識を却下的にそして具体的に示すのが「資格」です。
保育園・幼稚園で働く方にオススメの資格は?
近年、保育や幼児教育と言った世界で注目されているのが「英語」「体操」そして「環境」です。
「英語」については、ネイティブの先生を招いて子供たちに英語に触れる機会をつくっている園もあることでしょう。
「体操」についても、子ども専門の体操教室やスポーツクラブからコーチ・指導員を派遣してもらうという園も増えています。運動会の競技や演目決め、指導の仕方なども教えてくれます。
いずれも「プロ」がいます。
自分の専門分野にするには、少しハードルが高いかもしれません。
(たとえば、英語の場合、保護者の方に「お子様の今日の様子」を英語で説明するレベルが求められますし、体操であれば運動会の演目を考えて演出し、それをこどもたちを指導することが求められます)
環境のプロとは
では「環境」はどうでしょうか?
そもそも、環境のプロって???
実は、誰でも「環境のプロ」になることができます。
自然を愛し、自然と触れ合うことができれば「プロ」と言っていいでしょう。
特に子ども達にはその資質がばっちり備わっています。
しかし・・・保育者、指導者はどうでしょうか?
子どもたちが自然と触れ合う機会を作り、理解を深めるサポートをどのようにしていけばいいか?
いくら自然が好きで、こどもたちにとって自然と触れ合うことは大事!と分かっていても、具体的に何をしたらいいのか、分かりにくいかもしれません。
環境の時代と呼ばれてる21世紀の今、「環境教育」が注目されているのです。
保育環境を整えるプロ、それが「こども環境管理士」です。
こども環境管理士資格とは?
こども環境管理士の試験は、年1回、11月に行われます。
内容は、マークシート式の選択問題が2科目35問と、小論文のテストです。
こども環境管理士には1級と2級がありますが、2級はだれでも受験できます。(1級の受験には実務経験などの要件があります。)
また、受験年齢の上限は一切ありません。
私は東京会場で受験しましたが、大学生くらいの方から主任、園長先生クラスまで、様々な方が受験されていました。
試験内容は、とにかく幅広いです。
自然の構成についての基本的な知識、地球温暖化問題、環境に関する時事問題、そして園庭ビオトープの作り方など。写真を見て植物や虫、鳥の名前を答える問題もありますよ。
「小論文」の試験では、自分が「こども環境管理士」としてこれから取り組んでいきたいことなどを記述します。「自分だけが知っている」のではなくて、子どもや保護者、あるいは園のほかのスタッフにもきちんと説明できるスキルも求められます。
資格取得後は?
こども環境管理士の資格が取れると・・・
「自然教育のエキスパートです」
「園庭ビオトープを中心になってつくりました」
「指導計画に、こういった視点を加えましょう」
などなど、具体的なスキルを目に見える形で提示することができるようになります。
さあに、自分の専門分野を持つことで、自信がもてるようにもなりますよ!
いつから始める?
こども環境管理士の試験は11月です。
ですから、新年1月から学習をスタートすれば、試験まで十分な準備期間をとることができます。
「資格取得!」という具体的な目標があれば、忙しい毎日の中でも、自分のための時間としてメリハリをつけて取り組むことができるでしょう。
四谷学院のこども環境管理士講座は、公財)日本生態系協会の編集協力の唯一の通信講座です。くわしくはホームページをご覧ください。