前の記事 » 
次の記事 » 

梅雨入り!なぜ「梅雨」と書いて「つゆ」と読むの?雨の呼び方を調べてみよう

  公開日:2019/06/07
最終更新日:2023/12/26

※この記事は約3分で読めます。

こちらの記事では、梅雨にちなんだ言葉を紹介します。

梅雨とは?

気象庁によると「梅雨」は、以下のように定義されています。

晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間。

気象庁「気象現象」

しかし、なぜ「梅の雨」なのか?そしてなぜ「つゆ」と読むのか、不思議に思いませんか?

「梅雨」は中国語?

梅雨という気象現象は、日本とそして中国の一部の特徴的なものです。
そして、「梅雨」という言葉は、中国で生まれたという説があります。
諸説ありますので、紹介してみましょう。

黴の時期だから

カビの雨と書いて「黴雨(ばいう)」、つまりじめじめと湿っぽくてカビが生えるような雨の時期、という説です。
これが転じて「梅雨」となったといわれています。

ばい菌の「ばい」という字ですが、確かにちょっと書きにくいですね。
より書きやすく「梅」という字をあてたのかもしれません。

梅の時期だから

6月頃は、八百屋さんやスーパーで梅を売っているのを見たことがありませんか?
この時期は、ちょうど梅の収穫期。
そこで「梅」と書くようになったという説です。

読み方は?

「梅雨」は中国語読みで「つゆ」と読むわけではなさそうです。
日本に「梅雨」という言葉が入ってきた時に「つゆ」という読み方を当てたという説があります。

雨のイメージが有力?

つゆ、つまり「露」を音を当てた
梅が潰ぶれるというところから「つゆ(潰ゆ)」
腐って無駄にしてしまうというところから「つひゆ(費ゆ)」
などなど諸説あります。

すでに江戸時代には「つゆ」と呼んでいたそうですが、
はっきりした語源はわかっていないようです。
とっても不思議な言葉ですね。

関連する言葉

入梅

梅雨に入ることを入梅(にゅうばい)と言います。
気象庁の扱いとしては、「使用を控える用語」となっていますが、おそらく、聞き取りやすさなどの面から「梅雨入り」の方がわかりやすいため、控えられているのでは?と思われます。

さつき晴れ

梅雨の合間の晴れのことを指す言葉ですが、そもそもは旧暦の5月(さつき)からきています。
旧暦の5月は、今使われている新暦では6月頃です。だから6月に「さつき晴れ」と言ってもOKなんですね。

送り梅雨

梅雨の終わりころの時期に降る雨のことです。雷を伴って大雨になることもありますが、そうした雨を見て「もうすぐ梅雨が明けるな」と感じるわけです。
日本人の細やかな情緒が伝わるような言葉です。

梅雨の戻り

せっかく梅雨が明けたと思ったのに、また雨が降ってきた・・・というようなぐずついた天気のことを「梅雨の戻り」と言います。
すっきりしない天気でまるで梅雨が戻ったかのようです。

空梅雨

「そら」ではなく、「から」と呼びます。梅雨なのに雨が全然降らない!そんなときに、「今年は空梅雨だね」と言います。
旱梅雨(ひでりつゆ)、枯れ梅雨(かれつゆ)とも言います。

なぜ「梅雨」?:まとめ

日本語はとても豊かです。
「梅雨」に関連する言葉だけでも、何個も思いつくのではないでしょうか?
日本に四季があって季節の移ろいがあるから、豊かな日本語が生まれました。こうした言葉とともに、季節を感じる気持ちを子どもたちにも教えていきたいものですね。

子どもたちに、すばらしい自然を残していきたいと考える、すべての方に。

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

  環境を学ぶ  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはお電話(0120-428022)、またはホームページから承っております。

このページの先頭へ