バードウィーク(愛鳥週間)に鳥の鳴き声を聞いてみよう!
公開日:2020/05/12
最終更新日:2021/04/14
こんにちは、四谷学院のこども環境管理士、林田です。
5月10日から16日までは「バード・ウィーク」です。日本語では「愛鳥週間」です。実は昭和25年から定められている歴史があるんです!ちなみに私がこの名前を知ったのは「サザエさん」(単行本)でした。ほら、サザエさんは新聞連載でしたからね。時事ネタだったと思います。
さて、その愛鳥週間について、詳しく解説を見てみましょう。
愛鳥週間(バードウィーク)とは?
愛鳥週間は、1894年(明治27年)アメリカ合衆国ペンシルバニア州オイルシティー市の教育長バブコック氏が、森林の保護者である小鳥を守ろうと、「バードデー」を考えたのが始まりです。その後、アメリカ全土に拡大し、毎年4月10日が「バードデー」となりました。日本では1947年(昭和22年)に鳥類保護の推進母体として日本鳥類保護連盟が結成された際に、国民の愛鳥保護思想を高めるため、毎年4月10日が「バードデー」と定められました。その後、この時期の北国では、まだ積雪が残ることから、1950年(昭和25年)に、5月10日から16日までの1週間を「愛鳥週間」と定めました。期間中、全国で野鳥保護にちなんだ行事が行われます。日本鳥類保護連盟ホームページ
気候も良くなるこの季節は、ピクニックや登山に行って、鳥の声を聞いたり姿を眺めたりしたいものですね。しかし、今年はちょっとそれは難しいですが、住宅街や少し広めの公園に行くと、ピーピージュンジュン、聞きなれない鳥の声に気づきませんか?
日本野鳥の会では「鳴き声ノート」を配布しています。
『近所で鳴き声が聞こえるけれど、何の鳥?』
『なぜ鳥は鳴くの?』
こんなギモンを持ったことはありませんか?
小冊子「鳴き声ノート」では、全12種類の野鳥の鳴き声と見どころなどを解説。身近な野鳥の鳴き声をはじめ、美しい鳴き声や面白い鳴き声、TVドラマの効果音に使われている鳴き声を紹介しています。公益財団法人日本野鳥の会ホームページ
新コロナウイルスの感染拡大の収束まで、色々な制限がありますが、身近なものの再発見のチャンスにもなると思います。
こうしたグッズも上手に活用しながら、ぜひ毎日のなかに楽しみにを見つけましょう。
新しく覚えた鳥の名前や鳴き声は、ぜひ子どもたちに教えてあげましょう!

このブログは、四谷学院のスタッフが書いています。こども環境管理士や自然環境にかかわる色々なトピックを、こちらで随時お届けします。初めて環境を学ばれる方から、こども環境管理士の取得を目指す方まで、皆さまの学習の一助になれば幸いです。
前の記事 » 外来種って何?外来種が及ぼす影響とは?
次の記事 » こども環境管理士 令和元年の合格率は?資格の価値を知りたい!