こんにちは、四谷学院宅建講座です。
今回は、これから令和7年度(2025年度)宅建試験の合格に向けて学習を始める方に向けて、学習の進め方などをご紹介したいと思います。
なお、各科目を学習する順番などに関しては、下記の記事もぜひ参考にしてください。
基本的には宅建業法から学習を始めるのがお勧めです
宅建試験は、大きく「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限」「税その他」という4つの科目に分けることができます。
四谷学院宅建講座では、テキストを「1 宅建業法」「2 権利関係」「3 法令上の制限・税その他」の3つに分けています。
では、『どの科目から学習するのがよいか?』というと、基本的には宅建業法から学習を始めるのをお勧めしています。
宅建試験の出題数は50問ですが、このうち宅建業法からの出題が20問を占めているからです。
時間的余裕があり学習時間を確保できる方は民法から学習を始めるのがお勧めです
宅建試験(毎年10月の第3日曜日)まで時間的余裕があり、学習時間を充分に確保することができる受験生については、権利関係のうち民法の学習を優先させるのをお勧めしています。
(目安としては、宅建試験まで7~8か月以上の期間があり、平均して1日1時間以上の学習時間を確保できる見込みがある場合を想定しています。)
民法を苦手とする受験生は多いですが、時間的余裕があるときに民法を重点的に学習することで、他の受験生と差をつけるのが狙いです。
直前期から学習を開始するときは権利関係を後回しにするのも一つの手です
直前期から学習を開始する受験生は、宅建業法、法令上の制限、税その他の学習を優先させて、権利関係の学習を後回しにするのも一つの手です。
(目安としては、宅建試験まで3か月を切っており、初めて宅建試験の合格に向けて学習をする場合を想定しています。)
権利関係は、他の科目に比べて学習に時間を要するのに対し、出題数が14問にとどまっています。
そこで、権利関係を大きく取りこぼすリスクはありますが、直前期から学習を開始する場合には、権利関係を後回しにして、宅建業法、法令上の制限、税その他の学習に重点を置くことも考えてよいでしょう。
宅建試験は各科目で何点を取ればよいか?
宅建試験の合格点(合否判定基準)は、一番高かった年度で50問中38点でした。
そこで、38点を目標点にすると、『各科目で何点を取ればよいか?』という一つの目安については、次のように考えることができます。
○宅建業法 ⇒ 20問中18問以上(90%以上)
○権利関係 ⇒ 14問中9問以上(約65%以上)
○法令上の制限・税その他 ⇒ 16問中11問以上(約70%以上)
詳細については、下記の記事もあわせて参考にしてください。
また、宅建試験の合格点の推移については、下記の記事において掲載しています。
初めての方も、リベンジの方も、手厚いサポートを受けながら宅建試験の合格を目指しませんか?
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