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こんにちは、四谷学院です。
このページでは「ゲシュタルト療法」について解説します。

ゲシュタルト療法とは

精神分析医フレデリック・パールズとその妻の心理学者のローラ・パールズによるものとされています。

ゲシュタルト療法では、「今、ここ」ということを大切にします。
その背景には、人はさまざまな要素が結びついた上で「今、ここ」にいる自分となっている、という考え方があります。
ゲシュタルトとは、ドイツ語で「かたち」とか「全体性」という意味の言葉なのです。

治療場面では、いろいろな体験実習(ワーク)を通じて、「今、ここ」ということに焦点をあてます。
そして、自分自身に気づくことで、自分を知り、今後の可能性を広げ、自分らしく生きていく(成長)ことを目指します。

グループワークショップとして行われることも多くあります。

パールズが作った「ゲシュタルトの祈り」という詩は、ゲシュタルト療法の思想を盛り込んだものです。

私は私のことをし、あなたはあなたのことをする。
私はあなたの期待に応えるためにこの世にいるわけではない。
そして、 あなたも、私の期待に応えるためにこの世にいるわけではない。
あなたはあなた、私は私。
もしも、縁があって私たちが出会うことができたら、それはすばらしいことだ。
もしも、出会えなくてもそれはどうすることもできない

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