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デジャビュを心理学的に分析してみたら?

  公開日:2018/03/08
最終更新日:2018/04/06

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の夏目です。

「デジャビュ(Deja vu)」をご存知でしょうか?日本語では「既視感(きしかん)」といいます。
文字通り、既に視たことがあるように感じることです。

一般的に、6割以上の方がデジャビュ現象を経験したことがあり、
「(初めて来たはずなのに)ここに来たことがある気がする」
「(初めて会う人なのに)以前に会ったことがある気がする」
という「場所」や「人」のデジャビュが多いようです。

心理学におけるデジャビュ現象の扱い

デジャビュ現象は心理学において、複数の領域で検討されています。

認知心理学の領域

認知心理学は、感覚や記憶などを研究する領域です。
デジャビュ現象は、類似性認知メカニズムとして説明されています。
何かの経験をするときに類似した過去経験が自動的に想起され、その類似性が高いほど、既知感が高まると考えられています。

臨床心理学の領域

臨床心理学の領域では、複数の説があります。
たとえば、既視体験の分析によって「無意識的願望を知ることができる」と考えるなど深層心理の手掛かりとして考える説、解離症状の一種として考える説など複数の説があります。

デジャビュ現象:まとめ

デジャビュ現象は、基本的には“実際は経験したことがないはずなのに経験したかのように感じている”と本人が認識していることを指します。
そのため、本人が認識していない虚偽記憶(偽の記憶)とは区別されます。

「ここは初めて来たはずの場所なのに。なんだか懐かしい・・・もしかして前世の記憶?」
と思ってしまう方もいるほどに、とても不思議な現象です。

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