こんにちは、四谷学院です。
このページでは「フロイト親子の自我心理学」について、解説します。
フロイト親子
父フロイトと娘フロイトについて、無意識と自我どちらを重視するか、そして、防衛に対しても、2人は異なる捉え方をしていたようです。
娘であるアンナ・フロイト
娘アンナ・フロイトは、自我の働き、特に「防衛」の自我による意識的な側面に注目して、防衛機制の枠組みを整理しました。
父ジークムント・フロイトが防衛を、治療場面で現れる無意識の抵抗と捉えたのに対して、娘フロイトはより一般的な場面で見られる、自我による環境への適応努力と捉え、自我防衛の解釈を通して「自我の歪みを取り除き、再び調和と統一をもたらす」ことを治療の目的と考えました。
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