※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院です。
この記事では「類型論と特性論」について解説します。

パーソナリティの分類

パーソナリティの分類についての主要な考え方として、類型論と特性論があります。

類型論

類型論では、パーソナリティは似たもの同士を集めたグループに振り分けられます。

「この人は、このグループに属するから、こういう傾向がある」といったように、属するグループによって、大まかなパーソナリティを把握できます。
その一方、個々人を細かく捉えづらい、という難点もあります。

特性論

特性論では、パーソナリティはいくつかの特性の組み合わせによって表現されます。
特性を数値化し、統計的手法を用いて、パーソナリティを正確に把握しようとします。

その一方、直感的に理解しづらい分類になってしまいます。

パーソナリティの理解のためには

類型論と特性論には、それぞれ長所と短所があります。
どちらが正しく、どちらが誤っている、というものではありません。

両者をうまく相補的に用いることで、パーソナリティの理解が促進されます。

四谷学院の「心理学入門講座」では、初めて心理学を学ぶ方でも、わかりやすい解説で複雑な概念も楽しく理解!
臨床心理士など、心理職へのファーストステップとしても最適です。くわしくは、ホームページをご覧ください。