前の記事 » 
次の記事 » 

国立公園とは?何のためにあるの?

  公開日:2018/02/11
最終更新日:2022/12/21

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の林田です。
今日は、知っているようで意外と知らない「国立公園」について取り上げます。

国立公園の条件

国立公園というのを聞いたことがあるでしょうか?
日本に国立公園は、全国で34か所あります(平成29年9月現在)。

「原生的な 景観核心地域」であることが国定公園の条件となっていて、「傑出した自然の風景を有する地域」が国立公園に指定されます。

「公園」と聞いてイメージするような、遊具があり子供が遊べるような施設、とは異なるものなのです。

世界の国立公園

日本だけでなく、世界の多くの国で設けられています。
世界初の国立公園はアメリカのイエローストーン国立公園です。1872年に指定されました。

日本の国立公園に生かすため、当時の丸川環境大臣も視察に行っていましたが、徹底して「手付かずの自然」を守っています。
このイエローストーン国立公園は、とにかくスゴイ!
まずは鮮やかな色に度肝を抜かれることでしょう。そしてまさに原風景とも言うべき自然です。
WEBでもたくさんの写真がアップされていますよ。

日本の国立公園

もちろん日本にも国立公園がたくさんあります。
国立公園について、環境省では以下のように言っています。

「国立公園は、次の世代も、私たちと同じ感動を味わい楽しむことができるように、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくところです。
そのために、国が指定し、保護し、管理する、役割を担っています。


「磐梯朝日国立公園:出羽三山神社」
湖沼がある山と森と湖に恵まれた国立公園。カモシカやツキノワグマも暮らす。
出典(環境省 ホームページ「日本の国立公園」


「屋久島国立公園:白谷雲水峡」
植生の垂直分布や樹齢1,000年を越える屋久杉のある原生的な天然林が有名。
出典(環境省 ホームページ「日本の国立公園」

国立公園は、自然についての知識を深めたり、
健康増進やレクリエーションのために自然と触れ合うところでもあります。
登山、ハイキング、スキー、キャンプ、カヌー、シュノーケリング、バードウォッチング、自然観察など自然とのふれあい方も多様です。
こうしたアクティビティを多くの人に楽しんでもらえるよう、ビジターセンターや歩道、案内板等の施設の整備をはじめ、自然観察会なども開催しています。


「慶良間諸島国立公園」
ケラマブルー(海)、遠浅の白い砂浜、多様なサンゴなど豊かな生態系がある。大小約30の島々と岩礁がある海域7kmを公園区域としたはじめての例。
出典(環境省 ホームページ「日本の国立公園」

ぜひ機会があれば訪れてみたいものですね。

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

  環境を学ぶ  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはお電話(0120-428022)、またはホームページから承っております。

このページの先頭へ